バナナまるごと1本をスポンジで包んだ、山崎製パンの「まるごとバナナ」。クリームたっぷりでボリューミー、ファンも多いロングセラー商品だ。
そんな人気商品を作るときに出たバナナの皮が、意外なところで活躍していた。その様子がこちらだ。
「この花壇は『まるごとバナナ』を作る時に出たバナナの皮を培養した土を使用しています」
綺麗なお花が咲いた花壇にはこんな説明書きが立てられている。しかもまるごとバナナの写真(絵?)付きだ。どうやらここの植物たちはまるごとバナナの皮を肥料に花を咲かせているらしい。なんだか感慨深い。
この写真を投稿したのは、ツイッターユーザーの撥水教徒(@c_daijiro)さん。2020年5月2日投稿したところ、9万件以上のいいねが付けられるなど、大きな反響を呼んでいる。
他のユーザーからは、
「素晴らしい!こんな綺麗なお花が咲くんですね。これからも食べます」
「まるごとバナナの剥いた後のバナナの皮って何かに使われるの??もしや全廃棄??って、行方をずっと心配してたんですよね!」
「まるごとバナナが生えてきそう...」
といった声が寄せられている。
なぜバナナの皮を肥料に?
Jタウンネットは13日、山崎製パン(東京都千代田区)の広報担当に取材した。
担当者によれば、この花壇があるのは東久留米市にある武蔵野工場正門前。17年からバナナの皮から作った肥料を使用している。
「まるごとバナナ」を製造する際に出たバナナの皮は肥料リサイクル業者に引き渡される。バナナの皮は他の「動植物性残さ」(食品くず等)とともに発酵させられた後、木くずや軽石と混ぜて肥料化される。
そもそもなぜ、バナナの皮を肥料にするのだろうか。担当者に聞くと、
「パンを製造する際に発生した製品ロスなどの未利用食品は多くが飼料としてリサイクルされていますが、バナナの皮は飼料よりも肥料に適しています」
武蔵野工場での製造過程で出るバナナの皮は、1日約1万本。その全てが肥料化されている。山崎製パンではバナナの皮に限らず、食品原料、飼料、肥料、サーマルリサイクル等で排出物の約98%を再資源化しているとのことだ。
担当者は花壇がツイッターで話題になったことについて、
「今後も未利用食料の有効活用に取り組んで参ります」
とコメントした。
皮まで役に立っているなんてさすがだ。今後「まるごとバナナ」を食べる時はこの花壇のことも思い出してほしい。
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May 16, 2020 at 09:00AM
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皮も捨てずに再利用! 山崎製パン「まるごとバナナ」はマジでバナナをまるごと活用していた - コラム - Jタウンネット
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