中央アルプスの最高峰・駒ケ岳(標高2956メートル)へ通じる登山道。ハイマツなどの高山植物が茂り、岩がのぞく斜面をオレンジ色の上着をまとった4、5人が何かを囲みながら移動している。
「そこを空けてください」。小林篤(33)が声を掛けてきた。止まって待っていると、茶褐色のニホンライチョウとひなが目の前を横切る。餌になるガンコウランなど高山植物の芽や種子のある所に向けて、鳥の歩みに合わせ、小林らがゆっくりと誘導していった。
長野県の中央アルプスでは、1967年にロープウエーが開通して数年後にライチョウが絶滅したと考えられていた。登山客が捨てた残飯がキツネやテン、カラスといった捕食者を呼び込んだのが原因とされる。半世紀ぶりにライチョウを復活させるため、環境省は8月1日、北アルプスの南端、長野と岐阜県境にある乗鞍岳からヘリコプターで、3家族19羽を駒ケ岳に運んできた。
頂上山荘近くに、ブルーシートと金網などで囲った三つのケージを作り、家族ごとに収容。信州大名誉教授の中村浩志(73)が中心になって、1日2回、食事のため外に誘導した。
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October 21, 2020 at 10:23AM
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