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Tuesday, December 22, 2020

ニホンカモシカ 絶滅から絶滅危惧種へ 複数の目撃情報 - 朝日新聞デジタル

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 愛媛県が絶滅の恐れがある野生生物をまとめたレッドデータブックで「県内絶滅」となっているニホンカモシカについて県の専門部会は22日、「絶滅危惧Ⅰ類」に復活させることを決めた。今年度内に正式に決まる。哺乳類が「県内絶滅」から「絶滅危惧Ⅰ類」になるのは初めて。

 県などによると、ニホンカモシカはかつて石鎚山系に生息していたが、50年以上確認できず、2014年に「県内絶滅」に。四国は剣山系で生息している。

 今年7月に県が新居浜、西条両市の目撃情報を公表。その後、西条、四国中央両市で15~20年に撮影された情報計4件も寄せられ、部会は「絶滅状態ではない」と「絶滅危惧Ⅰ類」に分類し直すことにした。

 西条自然学校理事長の山本貴仁委員(哺乳類担当)は「ニホンジカが増えて植物を食べてしまったため、ニホンカモシカはすみにくくなり、剣山系から四国全体にちらばった可能性がある」と話した。

 ニホンカモシカは国の特別天然記念物。県は、間違って捕獲しないよう注意を呼びかける。絶滅から絶滅危惧種へ変更するハマスズなど2種も含めたレッドリストの改定案は、来年1月の「えひめの生物多様性保全推進委員会」で承認されれば、正式に決まる。(寺田実穂子)

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