OneGx Proは,2020年8月に国内発売となった「OneGx1」の上位モデルとなる製品で,CPUにノートPC向け「第11世代Coreプロセッサ」(開発コード名「Tiger Lake」)の4コア8スレッドモデルである「Core i7-1160G7」を採用して大幅な性能向上を実現したのが特徴だ。
ONE-NETBOOKが公開したグローバルモデルのスペックを見ると,OneGx Proの公称本体サイズはOneGx1と変わらず,7インチサイズのディスプレイを採用する点や専用ゲームパッドの合体に対応する点も従来モデルと同じである。
テックワンによると,第11世代Coreプロセッサの統合GPUである「Iris Xe Graphics」により,OneGx Proでは,OneGx1の2倍以上となるグラフィックス性能を実現できたという。
ONE-NETBOOKの公式YouTubeチャンネルでは,「OneGx Pro」の試作機によるデモ動画を公開しており(関連記事),「ファイナルファンタジーXIV: 漆黒のヴィランズ ベンチマーク」を用いたテストで,画面解像度が1920×1200ドット,グラフィックス設定が「標準品質(ノートPC)」の場合で「9216」(非常に快適)というスコアを記録している。
現時点でも詳しい発売時期や価格は明らかになっていないが,テックワンが12月15日に開催する国内向けの製品発表会で,もう少し詳細な情報が発表になるかもしれない。引き続き,今後の続報を待ちたい。
#### 以下,リリースより ####
Tiger Lake搭載の7インチゲーミングUMPC
「OneGx1 Pro 国内正規版」
〜今冬発売決定、日本語ティザーサイト開設〜
株式会社テックワン(東京都渋谷区、代表取締役:中林秀仁、以下:テックワン)は、深圳One-Netbook Technology社(以下One-Netbook社)が今冬発売するインテル第11世代Core i7プロセッサーを搭載した7インチゲーミングUM(Ultra-Mobile)PC「OneGx1 Pro」の日本語ティザーサイトを本日開設しました。
なお、2020年12月15日に東京都内にて、One-Netbook社の新製品発表会を行う予定です。
日本語ティザーサイト:https://www.one-netbook.jp/teaser/onegx1-pro/
本製品は、画面サイズ7インチ、着脱式の専用ゲームコントローラーを装着、ポータブルゲーム機としてつかえるゲーミングUMPCの第二弾です。CPUに第11世代インテルCore i7-1160G7を搭載し、また内蔵GPUにインテルIris Xeグラフィックスを採用することで、OneGx1の2倍以上の3D性能を実現しています。その性能は「ファイナルファンタジーXIV: 漆黒のヴィランズ」ベンチマークにおいてもはっきりとでており、サンプル機におけるテストでは1920×1200のFHD設定のスコアは「9216(非常に快適)」。これまで据え置き型のゲーム機や大型ゲーミングPCでしか遊べなかったMMORPGやアクションゲームをポータブルに楽しむことができます。
また、Type-Cポートは新たにUSB 4.0を採用、Wi-Fi6やLPDDR4 4266Mhzシステムメモリなど、次世代のパーツを使用しています。さらに、高品質な指紋防止マットブラックアルミニウム合金削り出しボディや2つのファンを採用した排熱構造や、大容量バッテリーの搭載などゲーミングPCならではのプレミアム仕様です。また、LTE/SIMフリーモデルではSIMカードを使うことで、いつでもどこでもPCゲームを楽しむことができます。
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科学&テクノロジー
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