道東を中心に生息している国の特別天然記念物タンチョウの生息数などを調べるNPOの調査が、22日から釧路市などで始まりました。
タンチョウの保護に取り組んでいる釧路市のNPOは、およそ40年前から道の調査とは別に毎年この時期に生息状況の調査を行っています。
ことしも22日から釧路市の音別地区と白糠町で始まり、参加者は餌やりをしている給餌場や、ねぐらの川岸などを回って、親鳥と幼鳥の数を数え、記録していました。
一時、絶滅寸前にまで減った生息数は去年の調査ではおよそ1800羽にまで回復していて、エサの量を減らすことで、釧路地方からほかの地域に生息場所を分散させる取り組みが進められています。
調査は来月2日にかけて道内各地で行われます。
NPO「タンチョウ保護研究グループ」の百瀬邦和理事長は、「分散がうまく進んでいるかチェックするとともに、データを分析して今後の活動に生かしていきたい」と話していました。
からの記事と詳細 ( NPOがタンチョウ生息状況調査|NHK 北海道のニュース - nhk.or.jp )
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