ツシマヤマネコを繁殖させるために飼育を続けている福岡市動物園で、繁殖の取り組みを紹介したり、ことし生まれた子猫の名前を決めたりするイベントが行われました。
国の天然記念物に指定されているツシマヤマネコは、長崎県の対馬に生息している野生の猫です。
絶滅のおそれがあることから、環境省の事業の一環として福岡市中央区の福岡市動物園で繁殖の取り組みが行われ、平成12年に初めて子猫が生まれました。
福岡市動物園は毎年10月にツシマヤマネコに関する啓発イベントを行っていて、きのうは飼育担当者が訪れた人たちに繁殖の取り組みなどを紹介しました。
また、ことし生まれた3匹の子猫のうちのメスの1匹について名前を決める投票が行われ、その結果、「つむぎ」と決まりました。
あすも残りの2匹の子猫の名前を決める投票が行われます。
福岡市動物園によりますと、国内の施設で飼育されているツシマヤマネコは30匹で、このうち、福岡市動物園ではことし生まれた子猫3匹を含めて9匹が飼育されています。
福岡市動物園の飼育担当の斎藤裕樹さんは「投票をしてもらえたら名前や個体に愛着がわくと思います。投票をきっかけにヤマネコの保護事業や生息する対馬の環境を知ってほしいです」と話しています。
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