IUCN(国際自然保護連合)は、世界の生き物の絶滅危険度を評価した「レッドリスト」の最新版を公表し、高級食材で知られる3種類のアワビが新たに絶滅危惧種に指定された。
これは、カナダのモントリオールで開催されているCOP15で公表されたもの。
この中で、日本で高級食材として知られるクロアワビ、メガイアワビ、マダカアワビの3種類が、今回初めて絶滅危惧種の2番目のランクに分類された。
温暖化の影響で海水温が上昇したほか、乱獲も影響し、およそ40年前に比べ、アワビの個体数が大きく減ったとされている。
レッドリストに法的拘束力はなく、流通にすぐに影響が出るわけではないが、今後、保護を求める動きが出る可能性がある。
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