竹下製菓、フードロス削減目指し
竹下製菓(小城市、竹下真由社長)は、廃棄されそうなバナナを使ったアイス「マルチブラックモンブランバナナ」を限定発売しています。規格外などで捨てられそうなバナナを使い、フードロス(食品ロス)削減に貢献しようと新商品を開発しました。
熟し過ぎたり、傷が入ったりして、食べられるのに廃棄されるバナナがあります。果物輸入大手ドール(東京)はそれらを「もったいないバナナ」と名付け、加工してメーカーに提供しています。竹下製菓は、ドールがフィリピンの工場で液体状のピューレに加工したものを仕入れました。
「マルチブラックモンブランバナナ」は、ミルクベースのアイスにピューレを混ぜ込んでおり、同社は「バナナとミルクの風味は相性ばっちり」と売り込んでいます。
本来食べられるのに捨てられる食品のことをフードロスといいます。農林水産省によると、フードロスは年間522万トン(2020年時点)出ており、日本人1人当たり年間約41キロの食品を捨てている状況になっています。
ドールによると、国内では年間1000トンのバナナが廃棄されているそうです。竹下製菓の担当者は「商品としてよみがえらせたい」との思いで製品化しました。
7本入り518円です。1本ずつのばら売りはなく箱売りのみで、全国のスーパーなどで販売しています。(草野杏実)
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