Pages

Wednesday, February 5, 2020

ホタルの絶滅危機、光害や観光なども原因 研究:時事ドットコム - 時事通信

2020年02月05日12時34分

【パリAFP=時事】ホタルの多くの種が、生息地の減少や人工光による公害、観光などが原因で絶滅の危機に直面しているとの研究結果が3日、米専門誌「バイオサイエンス」で発表された。世界のホタル種の現状に関する大規模調査は今回が初めて。(写真は求愛行動で光を出すツチボタルの雌。米タフツ大学提供)
 甲虫類の仲間であるホタルは2000種以上存在し、世界各地の湿地、沼地、草原、森林、都市公園などを照らしている。
 だが、英イングランド南部に生息するツチボタル、一斉に点滅を繰り返すマレーシアのプテロプティックス・テナー、米アパラチア山脈のブルーゴーストなどさまざまなホタル種が、人間の活動範囲の拡大により絶滅の危機に追い込まれている。
 専門家らは、絶滅の要因として考えられる10項目のうち、東アジアと南米を除く世界各地では、生息地の減少が最大の脅威となっていると指摘している。
 例えば、マレーシアのプテロプティックス・テナーは、幼虫の間は川辺のマングローブに生息している。だがマングローブ林の多くは、パーム油のプランテーションや養魚場をつくるために伐採されてしまった。
 一方、東アジアと南米では、人工光がホタルにとって最大の脅威とされている。
 論文の共同執筆者で、米タフツ大学博士課程学生のアバロン・オーエンス氏は「光害は自然のバイオリズムを乱すだけでなく、ホタルの求愛行動を台無しにしてしまう」と説明した。
 ホタル種の多くは、光ることによって繁殖相手にアピールしている。また、成虫である期間が限られていることが、問題をさらに深刻化させている。ホタルの幼虫期は数か月から数年続くが、成虫の寿命は通常わずか数日しかない。
 観光も脅威の一つだ。ホタルの光は、人々を魅了してやまず、日本、マレーシア、台湾ではホタル観賞が長年人気を集めている。だが、過剰な観光客の流入により脆弱(ぜいじゃく)な生態系が損なわれ、ホタルに大きな打撃を与えている。
 さらに今回の調査では、広く使用されている殺虫剤がホタルにとって3番目に大きな脅威となっていることも分かった。
 また、気候変動は今のところホタルへの脅威だと考えられていないが、将来、海面上昇や干ばつが起これば、絶滅を加速させる可能性がある。
 今回の研究に参加した12人の論文執筆者は、2018年に設立された国際自然保護連合(IUCN)ホタル専門家部会に所属している。IUCNは絶滅危惧種をまとめた「レッドリスト」を編さんしている。【翻訳編集AFPBBNews】
〔AFP=時事〕

この記事の英文はこちら【英文時事コム】

【ワールドEYE記事一覧へ】 【アクセスランキング】

Let's block ads! (Why?)



"絶滅させる" - Google ニュース
February 05, 2020 at 10:34AM
https://ift.tt/31rK6DP

ホタルの絶滅危機、光害や観光なども原因 研究:時事ドットコム - 時事通信
"絶滅させる" - Google ニュース
https://ift.tt/2uzGKCq
Shoes Man Tutorial
Pos News Update
Meme Update
Korean Entertainment News
Japan News Update

No comments:

Post a Comment