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Sunday, February 16, 2020

社員がバナナに!?VR会議&テレワークで危機的状況下でも業務継続を可能に - PR TIMES

VRChatを使用した会議の様子VRChatを使用した会議の様子

  • ​​導入目的
新型コロナウイルスなどのパンデミック発生時や異常気象など、出社によって社員の安全が脅かされる事態にも業務継続を可能にすること(BCP)
  実施日:2020年2月7日
※VR会議は11時~、14時~の計2回(各回約20分)
対象人数:5名(エンジニア3名、営業事務1名、広報1名)
使用ツール:Oculus Quest、VRChat、Slack
 
  • 導入の背景
昨年末、社員の家族がインフルエンザに罹患した際に本人は症状がなく出勤したところ、勤務中に発症し他の社員に感染してしまうということがありました。

弊社のように従業員数が少ない会社では職種ごとに担当者が固定のケースも多く、万が一全員が感染した場合に業務継続が困難になってしまいます。そうした状況下で新型コロナウイルス流行の兆しを受け、緊急時の予行演習としてテレワークを実施しました。
 

  • 導入への懸念点
​弊社では会話から生まれるアイディアやイノベーションを大切にしているため、テレワークにより社員同士のコミュニケーションが不足するのではないかという懸念がありました。また、事務や広報など業務を数値化しづらい職種についてテレワークの効果測定をどのように行うのかという課題もありました。
 
  • 導入した結果
「テレワークを経験してみてどう感じたか」という視点で社員にアンケートを実施しました。

VR会議中の社員VR会議中の社員

VR会議中の社員VR会議中の社員

Q.メリットに感じたことは?
・通勤がないので1日の疲労度が全然違う。
・顔が見えないので化粧や身だしなみなどの準備が楽になった。
・これまでずっと自宅作業は集中できないと思い込んでいたが、いざやってみると意外と集中できた。
・会議の時間がいつもより早く終わった。

Q.デメリットに感じたことは?
・誘惑が多いので油断すると集中が途切れてしまう。

Q.社員同士のコミュニケーションは取れていましたか?
・(VR会議では)全員がアバターの格好をしているのでむしろ普段より距離感が近く感じた。
・アバターの格好でも声は本人なので普段通り会話できた。
・Web会議でよくあるタイムラグもほとんどなく快適だった。

Q.業務に集中できましたか?
・最初の1時間くらいは慣れなかったが徐々に集中できた。
・電話に出なくていいので作業効率が上がった。

⇒効果測定については課題が残るものの、懸念していたコミュニケーション不足については問題ありませんでした。

  • 今後の展望
今回テレワークを試験導入して見えてきた課題である効果測定やセキュリティ面をより強化し、ワークライフバランスの実現や優秀な人材確保へと繋げたいと考えています。

また今後、テレワーク導入を検討されている企業様向けに得意分野であるVR技術を活用した支援を積極的に行っていく所存です。

■関連URL
・Oculus Quest
https://www.oculus.com/quest/?locale=ja_JP
・VRchat
https://www.vrchat.com/
・Slack
https://slack.com/intl/ja-jp/

■会社概要
商号:HappyLifeCreators株式会社
代表者:代表取締役社長 牧長 心
所在地:〒541-0054 大阪市中央区南本町2-4-10 丸忠第2ビル3F
設立:2019年5月10日
事業内容:業務システム、スマホアプリ開発
URL:https://www.happylifecreators.com/

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