(苗栗中央社)一時期絶滅の危機にひんした台湾固有の淡水魚、タイワンマスが保全策によって年々数を増やしており、昨年度は過去最多の1万532匹が確認された。1万匹を突破したのは、記録を取り始めて以来初めて。タイワンマスの保護に取り組む雪覇国家公園管理処(雪覇処)が25日に発表した。
希少種であることから「国宝魚」とも呼ばれるタイワンマス。生息に適しているのは水温15度以下の河川で、亜熱帯の台湾における主な生息地は、標高1500メートル以上の山間部を流れる中部の七家湾渓(台中市)。1990年代初めには個体数が200匹余りにまで落ち込み、行政院(内閣)農業委員会によって絶滅危惧種に指定された。
雪覇処によると、同処は2000年から、30年以内に本来の生息地とされる大甲渓上流部の5大渓流に回帰させるプロジェクトに着手。七家湾渓流域での保全活動を手始めに、かつてタイワンマスが生息していたその他の渓流に稚魚を放流するなどして生息域の拡大に取り組んできた。今では七家湾渓以外にも個体群が棲みつき、自然繁殖できる状態になっているという。
昨年度の野生個体群調査では、七家湾渓付近の流域で5392匹、さらに上流の羅葉尾渓流域(宜蘭県)で1126匹、合歓渓流域(南投県)で3757匹が確認されたほか、有勝渓(台中市)、楽山渓(同)などでも個体群を認めることができたという。同処は、目標達成に向けて生息域をさらに広めたいと意欲を示している。
(管瑞平/編集:塚越西穂)
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March 27, 2020 at 10:54AM
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絶滅危惧の「国宝魚」、生息域が拡大 個体数1万匹突破で過去最多/台湾 | 社会 - 中央社フォーカス台湾
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