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Friday, July 31, 2020

「そんなアバカ!」バナナの親戚が使い捨てプラに代わるスーパー自然素材?─日本のお札やベンツ車にも使用(クーリエ・ジャポン) - Yahoo!ニュース

スーパー自然素材「アバカ」

バナナの親戚の木からとれる繊維が、マスクや病衣に使われるプラスチックの代わりになるかもしれない。 【画像ギャラリー】ユーモアあふれるマスクで主張する人たち フィリピンではティーバッグやお札に使われている繊維「アバカ」(日本ではマニラ麻とも呼ばれる)は、ポリエステルと同じくらい耐久性があるのに、2ヵ月以内で自然分解される──とフィリピンの繊維産業開発庁のケネディ・コスタレス長官は言う。 「このパンデミックでみんなが化繊素材のマスクを買えば、ゴミ捨て場にマスクが山積みになるでしょう。分解されるまでにすごく時間がかかるので」 使い捨てプラスチックをなくそうという地球規模の取り組みは、新型コロナウイルスとの闘いで後退してしまっている。諸国は目下、包装や医療用品については環境よりも衛生を優先しており、国際的な化学会社には追い風が吹いている。 世界の使い捨てマスクの売り上げは2020年、前年の200倍以上の1660億ドル(17兆円超)にまで達する見込みとの調査結果が、国連の貿易関連の記事にも引用されている。

N95マスクより耐水性にすぐれたアバカ

企業はプラスチックの代わりに生物分解性の素材を使うことに消極的だ。コスト面だけでなく、新しい素材が医療用として充分に強く、有効かどうかを懸念しているからだ。 しかし、フィリピン科学技術省による予備研究では、アバカ紙が耐水性の面では、市販のN95マスクよりすぐれており、微粒子ろ過の面でも、アメリカ疾病予防管理センターが推奨する基準をクリアしていることがわかった。 アバカの需要は「指数関数的に」伸びる可能性があるとコスタレスは言う。2019年は総生産量の1%以下しか医療用に使われなかったが、2020年はそれが10%に達する見込みだ。 医療やバイオなどを専門とする国際的な調査会社「フューチャー・マーケット・インサイト」のプラティック・グルナニは言う。 「アバカ繊維は人気が急上昇しています。世界中の政府やメーカーが、再利用できてかつ安全な医療用衣服をつくろうと奔走しているからです」 フィリピンは、世界最大のアバカ生産国だ。国連の食糧農業機関(FAO)の最新データによれば、2017年は世界のアバカ繊維の85%を供給している。 世界のアバカ総生産は、2020年は1億ドル(100億円超)相当になる見込みだとグルナニは言う。

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July 31, 2020 at 09:30AM
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