米CBS All Accessが、1990年代に覇権を争った家庭用ゲーム機にフォーカスしたドキュメンタリー『Console Wars』を9月23日より配信します。このドキュメンタリーは2014年に発表された同名ノンフィクション『セガ vs. 任天堂(現題:Console Wars)』をもとにしています。
1990年代と言えば、米国ではセガがGenesis(メガドライブ)、任天堂がSNES(スーパーファミコン)を発売して覇権を争った時代。NES(ファミリーコンピュータ)で市場を席巻し、SNESでも圧倒的統制力で迫る任天堂と、その牙城を切り崩すべくソニックというキャッチーなキャラクターを登場させたり、やや上の年齢層を狙った戦略で戦いを挑み、一時は頂点を極めたセガという、日本とは少し違った展開を見せていた米国ゲーム市場の姿が原作本には描かれています。
ドキュメンタリーの予告編では、当時のセガ・オブ・アメリカのCEOだったトム・カリンスキー氏、同じくVPの豊田信夫氏、任天堂のプロモーション部隊からセガに移ったビル・ホワイト氏、米国における高橋名人的存在だったニンテンドー・オブ・アメリカのハワード・フィリップス氏らが登場し当時の状況を語っています。
このドキュメンタリーは『グリーン・ホーネット』のセス・ローゲンとエヴァン・ゴールドバーグが共同製作陣に参加しており、CBS All Accessで9月23日から配信されます。米国での話とはいえ、現在も家庭用ゲーム機のシェア争いはマイクロソフトとソニー(そして任天堂)にプレイヤーを代えて続いています。そして当時のゲーム業界の”熱さ”を知ることもできそうなこの作品。日本でも見たいと思う人は多いはずです。
source:CBS All Access(YouTube)
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