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Tuesday, November 24, 2020

第4世代iPad Airの動画編集作業におけるストレージ不足を外付けSSDで解決! (1/2) - ASCII.jp

amparipisang.blogspot.com

 デザインを刷新した新しいiPad Air(第4世代/256GB/Wi-Fi版)を購入した。自分はYouTubeへ動画を投稿しているが、iPad Airを使って動画編集をしてみたところ、かなり快適に使えている。もともとタブレットはコンテンツビューアーとしてiPad Pro(9.7インチ)を使っていたが、今回iPad Airに搭載したプロセッサー「A14 Bionic」は動画編集にもバリバリ使え、かなりパワフルな印象だ。

 というわけで、動画編集マシンとしても重宝している第4世代iPad Airなのだが、困っている点もある。それはストレージの容量だ。現行のiPad Proは最大で1TBのモデルが用意されているものの、第4世代iPad Airはストレージ容量が64GBと256GBの2モデルしかない。もともと使っていたiPad Pro(9.7インチ)も256GBモデルだが、こちらは動画編集に使っていないにもかからわず、使用済み領域は162GB。普段使いでもこれぐらい占有してしまうのだから、動画編集にも活用するとなると、当然容量はすぐに足らなくなる。

iPad AirとAdobeの動画編集アプリ「Premiere Rush」の組み合わせで動画を編集している

 動画の撮影データは1ファイルで1GBや2GBはざらで、4K/60fpsといった高画質で撮ろうものなら、さらに大きくなる。そうなると256GBの容量はすぐにいっぱいになってしまいそう。せめて外付けストレージを使って、必要な動画データを出し入れしながら作業ができればと思って手にしてみたのが、Samsungの「Portable SSD T7 Touch」だ。

最大256GBしかないiPad Airの欠点を補う1TBの外付けSSD

 Portable SSD T7 Touchは名刺サイズの約85(W)×57(H)×8(D)mmで、重量は約58gのコンパクトさながら、最大2TBのモデルまで用意されている。今回テストで使用したのは1TBモデルで、価格は2万6000円前後。iPad Airには256GBモデルしか用意されていないが、iPad Proだと256GBモデルと1TBモデルの差額が4万4000円なので、コストパフォーマンス的にはかなりオトクだ。

Samsungの外付けSSD「Portable SSD T7 Touch」

ブラックモデルも用意されている

容量 2TB 1TB 500GB
インターフェース USB 3.2 Gen.2(10Gbps)
サイズ 85(W)×57(H)×8(D)mm
重量 最大58g
シーケンシャルリード 最大1050MB/s
シーケンシャルライト 最大1000MB/s
UASP Mode サポートあり
暗号化 AES 256ビットハードウェア暗号化
セキュリティー パスワード設定、指紋認証
対応OS Windows 7以降、Mac OS X 10.10以降、Android Lollipop以降
保証期間 3年間
実売価格(税込み) 5万円前後 2万6000円前後 1万6000円前後

 さらに、Portable SSD T7 Touchは指紋認証センサーを使ったセキュリティー機能を備える点も見逃せない。残念ながらiOS・iPad OS向けのアプリは用意されていないため、指紋の登録などはiPad Airからは行なえないが、別途Windows PCやMacを持っていれば、そちらで登録は可能。いったん登録しておけば、iPad Air接続時にも問題なくセキュリティー解除できる。

iPad Airで使う前にWindows PCに接続し、専用ソフトから指紋認証の設定を行なった

 iPad Airとの接続は付属のType-C to Type-Cケーブルを使用。iPad AirはモデルチェンジでポートがUSB Type-Cになった。現在使用しているノートPCもUSB Type-Cなので、PCで使う場合も同じケーブルでOKなのがありがたい。充電などにも使えるので、持ち運ぶケーブルを減らせるのは嬉しい点だ。

付属ケーブルは2本で、Type-C to Type-A(左)とType-C to Type-C(右)

iPad Airと接続して、指紋認証センサーをタッチ

 ちなみに動画撮影にはDJIの「OSMO Pocket」を使っており、こちらもアダプターでiPad AirのUSB Type-Cポートに接続できる。残念ながらOSMO PocketとPortable SSD T7 Touchを直接つないでも使用はできなかったが、OSMO PocketからiPad Air、さらにiPad AirからとPortable SSD T7 Touchという移動は可能だ。

OSMO PocketのデータをいったんiPad Airに読み込む。その後、iPad AirからPortable SSD T7 Touchへコピーできる

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