デザインを刷新した新しいiPad Air(第4世代/256GB/Wi-Fi版)を購入した。自分はYouTubeへ動画を投稿しているが、iPad Airを使って動画編集をしてみたところ、かなり快適に使えている。もともとタブレットはコンテンツビューアーとしてiPad Pro(9.7インチ)を使っていたが、今回iPad Airに搭載したプロセッサー「A14 Bionic」は動画編集にもバリバリ使え、かなりパワフルな印象だ。
というわけで、動画編集マシンとしても重宝している第4世代iPad Airなのだが、困っている点もある。それはストレージの容量だ。現行のiPad Proは最大で1TBのモデルが用意されているものの、第4世代iPad Airはストレージ容量が64GBと256GBの2モデルしかない。もともと使っていたiPad Pro(9.7インチ)も256GBモデルだが、こちらは動画編集に使っていないにもかからわず、使用済み領域は162GB。普段使いでもこれぐらい占有してしまうのだから、動画編集にも活用するとなると、当然容量はすぐに足らなくなる。
動画の撮影データは1ファイルで1GBや2GBはざらで、4K/60fpsといった高画質で撮ろうものなら、さらに大きくなる。そうなると256GBの容量はすぐにいっぱいになってしまいそう。せめて外付けストレージを使って、必要な動画データを出し入れしながら作業ができればと思って手にしてみたのが、Samsungの「Portable SSD T7 Touch」だ。
最大256GBしかないiPad Airの欠点を補う1TBの外付けSSD
Portable SSD T7 Touchは名刺サイズの約85(W)×57(H)×8(D)mmで、重量は約58gのコンパクトさながら、最大2TBのモデルまで用意されている。今回テストで使用したのは1TBモデルで、価格は2万6000円前後。iPad Airには256GBモデルしか用意されていないが、iPad Proだと256GBモデルと1TBモデルの差額が4万4000円なので、コストパフォーマンス的にはかなりオトクだ。
容量 | 2TB | 1TB | 500GB |
---|---|---|---|
インターフェース | USB 3.2 Gen.2(10Gbps) | ||
サイズ | 85(W)×57(H)×8(D)mm | ||
重量 | 最大58g | ||
シーケンシャルリード | 最大1050MB/s | ||
シーケンシャルライト | 最大1000MB/s | ||
UASP Mode | サポートあり | ||
暗号化 | AES 256ビットハードウェア暗号化 | ||
セキュリティー | パスワード設定、指紋認証 | ||
対応OS | Windows 7以降、Mac OS X 10.10以降、Android Lollipop以降 | ||
保証期間 | 3年間 | ||
実売価格(税込み) | 5万円前後 | 2万6000円前後 | 1万6000円前後 |
さらに、Portable SSD T7 Touchは指紋認証センサーを使ったセキュリティー機能を備える点も見逃せない。残念ながらiOS・iPad OS向けのアプリは用意されていないため、指紋の登録などはiPad Airからは行なえないが、別途Windows PCやMacを持っていれば、そちらで登録は可能。いったん登録しておけば、iPad Air接続時にも問題なくセキュリティー解除できる。
iPad Airとの接続は付属のType-C to Type-Cケーブルを使用。iPad AirはモデルチェンジでポートがUSB Type-Cになった。現在使用しているノートPCもUSB Type-Cなので、PCで使う場合も同じケーブルでOKなのがありがたい。充電などにも使えるので、持ち運ぶケーブルを減らせるのは嬉しい点だ。
ちなみに動画撮影にはDJIの「OSMO Pocket」を使っており、こちらもアダプターでiPad AirのUSB Type-Cポートに接続できる。残念ながらOSMO PocketとPortable SSD T7 Touchを直接つないでも使用はできなかったが、OSMO PocketからiPad Air、さらにiPad AirからとPortable SSD T7 Touchという移動は可能だ。
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