各種比較テストにおいてIntelプロセッサ搭載Macを大幅に上回る結果を示してきたM1チップ搭載MacBookが、Xcode UnzipでもMac Pro(2019年モデル)の2倍となる処理速度を示しました。動画再生によるバッテリー持続時間テストでも、Intelプロセッサ搭載16インチMacBook Proの2倍となる持続結果が確認されました。
今回のテストと、これまでのテスト結果
TechCrunchが実施したXcode Unzipでの比較テストと、動画ファイル再生によるバッテリー持続時間テストでも、M1チップ搭載MacBookの優れたパフォーマンスが確認されました。
M1チップ搭載MacBookは、これまでに行われた下記の比較テストでもIntelプロセッサ搭載Macを上回る結果を示していました。
Xcode Unzipでの比較
ソフトウェア開発者に有益と思われるXcode Unzipでの比較テストでは、Xcode Unzipの処理時間を比較した結果、M1チップ搭載Mac miniとM1チップ搭載MacBook Airは5分5秒、M1チップ搭載MacBook Proは5分18秒、Intelプロセッサ搭載16インチMacBook Pro(2019年モデル)は7分7秒、Intelプロセッサ搭載13インチMacBook Pro(2019年モデル)は11分12秒、Intel Xeonプロセッサを搭載したMac Pro(2019年モデル)は10分19秒と、本テストでもM1チップ搭載Macの高いパフォーマンスが確認されました。
4K60p動画再生時間によるバッテリー持続時間比較
4K60p動画をフルスクリーン再生し、バッテリー持続時間を比較した結果、M1チップ搭載MacBook Proは20時間、M1チップ搭載MacBook Airは16時間を記録し、Intelプロセッサ搭載16インチMacBook Pro(2019年モデル)の8時間8分、Intelプロセッサ搭載13インチMacBook Pro(2019年モデル)の6時間40分を大幅に上回るバッテリー持続時間が確認されました。
一部テストではIntelとAMDのプロセッサを下回る結果も
今回の比較テストからも、M1チップ搭載Macの優れたパフォーマンスが示されましたが、Cinebench R23のベンチマークスコアから、「最速のモバイルCPUではない」との指摘もあります。
Source:TechCrunch
(FT729)
からの記事と詳細
https://ift.tt/3pODYS0
科学&テクノロジー
No comments:
Post a Comment