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Wednesday, January 27, 2021

エクアドル「田辺農園」のバナナ作りが中学校の授業で紹介 ANAフーズ - 農業協同組合新聞

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ANAフーズは1月27日、エクアドルからバナナを輸入販売する田辺農園バナナが、岐阜県の中学校で社会科の公開授業の教材に採用されたことを発表。田辺農園バナナが人にも優しい環境や制度を構築し、自然と共存した生産を行っていると地理担当の教師が注目したことがきっかけで、昨年12月8日に、岐阜県郡上市の白鳥中学校で公開授業が行われた。

公開授業の様子公開授業の様子

「田辺農園バナナ」は、世界一のバナナ輸出国である南米エクアドルで広島県出身の田邊正裕氏と弟の洋樹氏が二人で運営する田辺農園が生産。ANAフーズは田辺農園と2005年にバナナの輸入販売の契約を締結し、全量をANAフーズが買入れ、日本国内で販売している。赤道直下の標高約300メートルの高原地帯にある田辺農園は、1991年に農園主の正裕氏が拓いた農園で、自然の地形を活かした森の中の農地に、徹底したこだわりと環境に配慮した栽培方法を採用。大房で独特の甘さやコクがあり、フィリピン産や台湾産バナナにはない酸味が特徴となっている。

今回の授業は同校の清水紀克先生が、コンビニに寄った際、「エクアドルで日本人が作ったバナナ」と書かれた商品に目を引かれ購入したところ、いつも食べているバナナとの大きな違いに驚き、興味をもったのが始まり。そこから田邊氏に連絡を取り、改めて田辺農園がめざす自然との共生や、持続可能な農業という理念がまさに生徒に学ばせたいことであったことから、授業化をめざすこととになった。

授業を受けた生徒からは「田辺農園のように社員を大切にしている所やANAフーズのようにそれを支えるところがあって、自然にも優しい田辺農園がすごいと思った」「森林伐採をどうやったら防げるのかを考えたときに、自然を生かすという方法があるのだと分かった。労働する人、環境を守って、農業などをする人が増えるといいなと思った」など感心する声があった。また、田辺農園について授業を行った清水先生は「身近なバナナを取り扱うことで、生徒自身も授業後に『先生、田辺農園のバナナあったよ』『他にも田辺農園みたいなものってあるのかな』と、その後の日常にも学びがつながっていく様子を感じる」と話している。

田辺農園田辺農園

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