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Tuesday, January 26, 2021

「信長バナナ」をリキュールに 無農薬で栽培、芳醇な香り - 岐阜新聞

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「せいすい信長バナナ」を使ったリキュールをPRする利用者ら=岐阜市石谷、社会福祉法人清穂会

「せいすい信長バナナ」を使ったリキュールをPRする利用者ら=岐阜市石谷、社会福祉法人清穂会

 障害者の就労支援施設を運営する社会福祉法人清穂(せいすい)会(岐阜市石谷)は、クラウドファンディング(CF)を活用し、利用者が出荷作業する県産バナナ「せいすい信長バナナ」を使って、酒造メーカー「千代菊」(羽島市竹鼻町)が仕込んだリキュールの商品化プロジェクトを進めている。それぞれの魅力が存分に発揮されたコラボレーション企画となった。すでに目標額を突破するなど、大きな反響を呼んでいる。

 「せいすい信長バナナ」は、利用者の雇用創出と自立支援のために、2019年に栽培を始めた。無農薬栽培で育てた安心安全が売り。これまでは地元の産直所などでの生バナナ販売が中心で、加工を含めた本格的な6次産業化の取り組みは初。利用者は出荷作業のほか、ハダニの除去など農作業にも精を出している。

 完成したリキュールは、せいすい信長バナナ特有の糖度と芳醇(ほうじゅん)な香りを生かした味に仕上がった。アルコール度数は14度。カクテルなど多彩な用途で楽しめる。

 十六銀行がCF活用を提案した。プロジェクトでは、リターン品用の500ミリリットル入りボトル860本を限定生産する。CFウェブサイト「Makuake(マクアケ)」で取り扱われ、目標額30万円に対して、昨年12月からすでに46万円を超す寄付が寄せられている。締め切りは2月3日。

 同法人の臼井麻紗杜理事長(56)は「障害者の雇用創出につながる取り組みに理解を示してもらえてうれしい。生バナナのPRにもつなげたい」と語った。

カテゴリ: くらし・文化 グルメ 社会



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