本作のアンリアルは、ジェラルド・バトラーが一般人ということ。
自己犠牲で地球を守るスーパーヒーローや、アルマゲドンを予期して注意喚起していた変わり者も出てこない、非常に地に足ついたディザスタームービーが公開します。映画の名前は、『グリーンランドー地球最後の 2 日間ー 』。「恐竜を絶滅させるサイズの隕石」によって滅亡寸前の地球を、一般人目線で描いた作品です。
一般人目線ということもあり、他のディザスタームービーより学びが多く、リアルに感じるのですが、果たして『グリーンランドー地球最後の 2 日間ー 』のようなことは実際に起こるのでしょうか?
そんな疑問と不安に答えるかのように、地球に衝突するかもしれない天体の発見・監視をしている「日本スペースガード協会」の三輪田真氏が、「本作のように地球に隕石が落ちてきたら」を超真面目に検証・解説する動画がアップされました。
現実に地球に隕石が落ちてきた事例として、1908年の「ツングースカ大爆発」が紹介されています。人間への被害はほぼなかったそうですが、東京都ほどの面積の森林が薙ぎ倒されたらしく、これが都市部で起こったらと考えると…。ガクブル。
幸いなことに、人間の存続を危ぶませる隕石は、今後200年は降ってこないようですが、何かの拍子に軌道を変えることはあるみたい(ぜひこのままの軌道でいて下さい)。
とはいえ、早くに隕石を発見して軌道を計算すれば、どこに衝突してどんな被害が発生するかを予測できるので、対策がないわけではなさそう。
実際の隕石より怖いのは、SNSでデマが広がってしまうことかも。デマが広がる速さは、真実を伝えるニュースを凌ぎますし、集団パニックが発生したら、助かるものも助からないですよね…。
『グリーンランドー地球最後の 2 日間ー』は、ダイナミックなVFXも楽しめつつ、一般人のリアルな避難劇も見れるエデュ・ムービーの側面も持った作品です。
どんな災害も、備えあれば憂いなし。ぜひ劇場でチェックして見てください。
『グリーンランドー地球最後の 2 日間ー』は6月4日(金)TOHO シネマズ日比谷他全国ロードショー 。
Source:greenland-movie.jp
からの記事と詳細 ( 映画『グリーンランド』みたいな隕石落下は本当に起こりえる? 専門家が超真面目に答えてみた。 - ギズモード・ジャパン )
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