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Tuesday, August 10, 2021

アップル製品がアンドロイドより安全だと言える5つの理由と、デバイスのセキュリティを高める6つのヒント - ギズモード・ジャパン

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ライフハッカー[日本版]2021年8月2日掲載の記事より転載

Appleデバイスは、セキュリティレベルが高いことで知られています。

トラッキングやハッキング、マルウェアが心配な人は、Apple製品を買うことでそうした脅威から身を守りやすくなります。

ところで、Apple製品は何が違うのでしょうか? 設計が優れている? それとも優れたマーケティングによる副次効果?

今回は、Appleデバイスの安全性が高い5つの理由を解説します。

1. 閉じられたエコシステム

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Image: MakeUseOf

Apple製品はすべて、閉じられたエコシステムの中にあります。Appleがハードウェアからソフトウェアまですべてをコントロールしているということです。

それが気に入らない人もいるし、必ずしも便利だとも言えません。しかし、セキュリティという点では間違いなく利点があります。

まず第一に、Appleユーザーは、App Storeからしかアプリをダウンロードすることができません。

この仕組により、マルウェアが含まれる可能性のあるアプリがダウンロードされることを防いでいます。iPhoneやiPadなどのAppleデバイスにはすべて、クリーンなiOSがインストールされています。

一方、Androidデバイスは、製造メーカーによってOSにさまざまな微調整が加えられています。

このことは、ユーザビリティの面では利点があるかもしれません。しかし、そうした調整された箇所に小さなセキュリティホールが生まれ、手遅れになるまで見つからない恐れがあります。

2. 定期的なアップデート

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Image: MakeUseOf

AppleデバイスはAndroidデバイスに比べてアップデートがきちんと行われる傾向があります。

Appleが新しいバージョンのOSをリリースすると、少なくとも比較的新しいデバイスを持っているAppleユーザーはすべて、そのOSをインストールすることができます。

たとえばiOS 14は、リリースから半年あまりで90%以上のデバイスにインストールされました。

一方Androidは、そのオープンさゆえに少し事情が異なります

新しいOSがリリースされると、デバイスの製造メーカーや通信キャリアの手を介してユーザーに届けられます。そしてこの仕組みがうまく機能しないことがあるのです。

Android 11は iOS 14とほぼ同時期にリリースされましたが、6カ月経ってもAndroidスマホ全体のわずか25%にしかインストールされていないという試算があります。

3. App Storeによる規制

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Image: MakeUseOf

何者かがAppleデバイスに広範な攻撃を仕掛けようと思ったら、アプリがうってつけの手段となります。

その対策として、AppleはApp Storeで販売を許可するアプリについて非常に慎重になっています。Google Playストアも同様のポリシーを掲げていますが、Appleほど厳格ではありません。

Appleは、掲載するアプリの審査にGoogleよりも多くの時間をかけることで知られています。アプリのトラッキングに関してもより厳格なルールを設けています。

iOS 14.5では、App Storeにアプリを掲載する場合、トラッキングを完全にオフにできることが求められます

Google Playストアにはこのルールはありません。その結果、疑わしいトラッキングポリシーを掲げたアプリがいまだに数多く見受けられます。

4. すべてのアプリをサンドボックス化

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Image: MakeUseOf

Appleはサンドボックスを採用しています。技術的には、iPhoneにアプリをインストールした時に、そのアプリをほかのすべてのものから隔離するということです。ほかのアプリとの通信は可能ですが、その方法は厳しく制限されます。

こうした機能を持たないAndroidは対照的です。

Androidデバイスにアプリをインストールする際、ユーザーに対して、そのアプリにどのような権限を許可するかの確認が行なわれます。しかし、そうした許可を無視するようにマルウェアを設計することは可能です。

これは、必ずしもAndroidの設計上の欠陥ではありません。開発者はAndroidがよりオープンになるように、セキュリティとユーザビリティを意図的にトレードオフさせたのです。

とはいえ、Appleデバイスのほうが安全だと言われるのはこの部分が大きく違うからでもあります。

5. マーケットシェアが小さい

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Image: MakeUseOf

意図したことではないでしょうが、Apple製品は価格が相対的に高く保たれていることで、マーケットシェアが低く抑えられています。これにより、セキュリティ上の脅威の数も自ずと抑えられています。

ある研究によると、iOSで動くスマホは全体のわずか26%だということ。サイバー犯罪者がターゲットを決める時、この数字を気にしないはずはありません

Appleユーザーであるからといって、サイバー犯罪から完全に逃れられるわけではありません。しかし、現在アクテティブな大多数の脅威は、Appleデバイスを標的としたものではないことは事実です。

Appleデバイスのセキュリティを高める6つのヒント

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Image: MakeUseOf

どんなにセキュリティが高いものでも、さらに高めることは可能です。ここからはAppleデバイスをより安全するためのヒントを紹介します。

1. デバイスを常にアップデートする

Appleは定期的にアップデートを提供していますが、それを適用していない人もいます。

自分のiPhoneが最新OSになっているかは、[設定]>[一般]>[ソフトウェア・アップデート]で確認できます。

2. Safariの自動入力をオフにする

iCloudにApp Storeのパスワードや支払情報を保存していると、Safariの自動入力機能を使って、こうした情報を自動で入力することができます。

問題は、あなたのiPhoneやiPadを使う人なら誰にでも、これらの情報が渡されてしまうことです。

この機能は、[設定]>[Safari]>[自動入力]でオフにできます。

3. ロック画面の設定を見直す

SiriなどいくつかのiPhone機能は、画面がロックされていても使うことができます。デバイスに保存しているデータによっては、この機能の一部をオフにしたほうがいいでしょう。

[設定]>[Face ID とパスコード]を開き、[ロック中にアクセスを許可]の各オプションを見直してください。

4. Face IDを使う

Appleの顔認証ソフトウェアは、デバイスと最重要アカウントの両方への不正アクセスを防いでくれます。

この機能を使うことに不安があるかもしれませんが、安全なので心配しないでください。Face IDをさらに安全にすることもできます。

5. 「探す」Appを使う

「探す」Appは、万が一紛失してしまった場合に、デバイスを守るように設計されています。最新版ではAppleデバイスを追跡することもできます。

6. Appleを頼り切りにならない

セキュリティとプライバシーを重視するなら、間違いなくAppleデバイスのほうが優れています。

デバイスそのもののセキュリティが高いことに加えて、マーケットシェアが小さいのでほとんどのサイバー攻撃がそのターゲットにはしていません。

もっとも、多くのマルウェアがAndroidを標的としているとはいえ、世の中には膨大な数のマルウェアが存在します。

そうした脅威の被害に遭いたくなければ、お手持ちのAppleデバイスに今すぐセキュリティ対策を施してください。

Source: GSMArena, StatCounter Global Global Stats

Original Article: 5 Reasons Apple Devices Are More Secure Than Android by MakeUseOf

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