米航空宇宙局(NASA)は9月20日(現地時間)、火星探査機「Perseverance」(パーサヴァランス)の“自撮り写真”を公開した。約2mのロボットアームに付けたカメラで撮ったパーサヴァランスの自撮り写真57枚を地球に送信し、つなぎ合わせて1枚にした。
「Rochette」(ロシェット)というニックネームがついた、サンプル採取用の岩石の上で撮影した写真2枚を公開。パーサヴァランスが掘削した穴を見つめているような写真と、カメラの方向を向いているような写真を公式サイトに掲載している。いずれも9月10日に撮影した。
これらの画像をつなげたGIFも公開した。NASAによれば、自撮り写真を撮影するのは宇宙が好きな人へのアピールに加え、エンジニアがパーサヴァランスの損傷や摩耗の具合を確認する目的もあるという。
パーサヴァランスはNASAの火星探査プログラム「Mars 2020」の一環で、2021年2月に火星に着陸。地質調査や岩石に含まれる微生物の痕跡を探すことが主な目的で、火星で酸素を生成する実験や、火星で動力付きの航空機を飛ばすテストの撮影にも使われている。
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