国の特別天然記念物、コウノトリの野生復帰を目指す、兵庫県豊岡市の研究施設が飼育を行っている里山の中の非公開エリアを特別に公開し、親子連れなどがコウノトリの生態などを学びました。
豊岡市の「県立コウノトリの郷公園」は一度は日本から絶滅したコウノトリを野生復帰させるため保護や飼育を行っている研究施設で、16年前に放鳥を始めてから、今では全国の野外におよそ250羽が生息しているということです。
こうした取り組みを深く知ってもらおうと、里山の中で繁殖や放鳥のための訓練を行っている非公開エリアを、12日、特別に公開し、家族連れなど14人が参加しました。
まず、大型のケージの前で飼育員が、全国の動物園などで飼育しているコウノトリを計画的に集めてペアにしていることや野外でけがをしたコウノトリを野生に帰すためにトレーニングしていることを説明しました。
そして、コウノトリが水田の生き物や昆虫、それにヘビなどを食べることを説明したあと、ケージに入り、エサのドジョウとアジをやると、参加者たちは熱心にメモを書いたり写真を撮ったりしていました。
参加した小学3年生の男の子は「コウノトリの大きさやくちばしの鋭さに驚きました。僕が住む町にも飛んできてほしいです」と話していました。
からの記事と詳細 ( 豊岡市の「県立コウノトリの郷公園」が飼育エリアを特別公開|NHK 関西のニュース - nhk.or.jp )
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