ジーンズメーカーのジャパンブルー(倉敷市児島味野)は、バナナの繊維を使った生地「バナナデニム」で作る商品シリーズに、ジャケットなど3点を追加した。廃棄される茎を活用した環境配慮型の商品として売り込んでいる。
バナナデニムは、バナナの茎をほぐして取り出した繊維と綿を混紡した糸で織った生地。生産国のタイで大量に焼却されて大気汚染の原因となっており、有効活用しようと2020年にジーンズなどを商品化した。バナナの繊維は麻に近い性質を持つため、通常のデニムより吸水性が高く蒸れにくいという。
新商品のジャケット(3万3千円)とスラックス(2万4200円)は、仕事着にも普段着にも着回しできるシンプルなデザイン。買い物用のエコバッグ(5995円)も投入した。直営店やオンラインショップで販売している。
シリーズはこれで12点となった。現在は春夏、秋冬の各シーズンにバナナ繊維約100キロを使用しており、25年をめどに1トンに引き上げる目標を掲げている。同社の岸本裕樹ディレクターは「見た目の素朴な風合いなど製品としても良いものが出来上がった。今後も商品を展開し、環境負荷の低減につなげたい」と話している。問い合わせは同社(086―476―8555)。
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