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Sunday, February 6, 2022

希少サンショウウオ、1日かかる判別を1時間で…違法販売防止へ京大など開発 - 読売新聞

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 売買が禁止されている希少生物を、姿形がよく似た別種と偽って違法販売するケースが後を絶たない。これに対し、京都大と琉球大の研究グループは、希少な2種類のサンショウウオについて1日以上かかっていた判別を、1時間程度に短縮する新たな方法を開発した。空港やペットショップで活用することで、違法販売防止にもつながると期待される。(三味寛弥)

 研究は、環境省が特定第2種国内希少野生動植物種に指定し、販売が禁止されているトウキョウサンショウウオが売買されたり、見分けが付きにくいトウホクサンショウウオと表記して取引されたりした事例がきっかけになった。いずれも体長8~13センチだが、「トウキョウ」は東京や福島など7都県にのみ分布。一方、東北地方などに生息する「トウホク」は準絶滅危惧種だが、取引に規制はない。

 2種を判別するには研究機関などで24時間以上、数百万~数千万円の機器で調べる必要があるが、京大の鈴木智也特定研究員(進化生物学)らは、新型コロナの感染の有無を調べる検査に使われているLAMP(ランプ)法に着目。2種のいずれかから採取したDNAを増幅させ、試薬と混ぜて反応させると、1時間ほどで見分けられる方法を開発した。

 トウキョウを巡っては、千葉県で 卵嚢らんのう 10本を5000円、幼生30匹を1万円で売買したなどとして、販売者や客が種の保存法違反容疑で書類送検される事例もあった。他の希少生物もネットオークション出品などが問題になっており、鈴木特定研究員は「専門家でなくても種の判別ができる方法。奄美・沖縄諸島に生息する希少なトカゲモドキなど他種への応用研究も進めたい」と意欲を見せる。

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