南西諸島などで栽培されている「島バナナ」と呼ばれる小ぶりのバナナがまもなく旬を迎え、奄美大島では生産者が収穫を始めています。
「島バナナ」は主に奄美大島や沖縄など南西諸島で栽培されていて、その代表的な品種の「小笠原種」は長さ10センチほどと短く小ぶりで、もっちりとした食感とさわやかな酸味が特徴です。
年間を通して収穫が可能ですが、9月から10月は特に甘みが増すということで、奄美大島ではまもなく旬を迎えるのを前に生産者が収穫を始めています。
このうち奄美市笠利町の福※ザキ憲利さんの畑では、福※ザキさんが既に丸みを帯びてきたものを選んで収穫したり、育ち具合を確認したりしていました。
福※ザキさんによりますと、島バナナは台風や病害虫に弱く、去年、大きな被害を受けたためことしから本格的に手作りの防水性カバーをかぶせたところ順調に成長しているということです。
島バナナはほとんどが島内の青果店などでしか流通していないということで、福※ザキさんは「島が原種のバナナを奄美に来て味わって欲しい。今台風も来ていて自然のことは避けようがないですが、めげずにおいしいものを作っていきたい」と話していました。
※ザキはたつさき
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