庭の金木犀もそろそろ満開。大好きな季節です。秋はおいしいものがたくさん!最近では生の落花生を店頭でも見かけるようになりました。おつまみのピーナッツはよく食べるけれども、生の落花生は初めてで、期待が高まります…!今回は、ほどよい塩気のほくほく茹で落花生を使って、自家製ピーナッツバターに挑戦!手作りの良いところは、自分で甘さが調節できること。そんな自家製ピーナッツバターを使って、秋らしいホットサンドに仕立てました。甘いチョコバナナとしっとり濃厚なピーナッツバターが合わさって、とても食べ応えのあるホットサンドができました。よかったらぜひ作ってみてくださいね。
ぷっくりつやつや!千葉の生落花生
千葉県産の落花生、「おおまさり」。一般的な品種の2倍強の大きさです!風味がよく、柔らかくて甘みもあり、堀り立ての落花生を塩茹でしたものは別格!実は初めて食べた私、あまりのおいしさに、手が止まりませんでした…!
こちらの落花生は落花生の名産地、千葉県八街で、毎朝掘り取りして一つ一つ手もぎされた、手のかかったもの。殻の中にみっちりと実が詰まっています!
生落花生は、とても足がはやく、鮮度が命。届いたらすぐに茹でて、冷蔵保存し、2日以内に食べきって。
食べきれない分は、冷凍すると、自然解凍でいつでも楽しめますよ。
【レシピ】ピーナッツバターとチョコバナナのホットサンド
材料/
【ピーナッツバターとチョコバナナのホットサンド】1人分
自家製ピーナッツバター(落花生300g、砂糖30g、お好みでサラダ油)…適量 バナナ…1本 板チョコ…1/2枚 はちみつ…適量 6枚切り食パン…2枚 |
生の落花生を塩茹でします。
①生落花生は、殻付きのまま、水に30分ほど浸しておきます。
②1Lの水に対して大さじ2の塩を入れ、水から茹でます。目安は30分ほど。
③粗熱が取れたらざるにあけ、殻を外します。
2.(自家製ピーナッツバター)
①皮をむいた落花生を、フライパンで炒ります。うっすらと焼き色がつけばOK。
②300gの落花生に対し、30gの砂糖を入れ、フードプロセッサーで撹拌します。
③しっとりとまとまってきたら、お好みで、サラダ油を大さじ1入れてまとめます。
④ちょっぴり塩気のあるピーナッツバターの完成です。お好みで、刻んだピーナッツを混ぜても。
3.(チョコバナナのホットサンド)
①食パン1枚に、包丁で浅く切れ目を入れておきます。
②もう1枚の食パンに、ピーナッツバターをのせます。
③縦にスライスしたバナナを写真のように並べます。(今回小さめバナナでした)
④板チョコを割って、間にはさみ、はちみつを回しかけます。
⑤①の食パンを上にのせ、予熱したホットサンドメーカーで焼きます。
⑥焼き色がついたら完成です。
※ホットサンドメーカーがない場合は、フライパンでも簡単に作ることができます!
その場合はフライパンより一回り小さいフタやお皿などで、上からぎゅっとプレスしながら焼きます。
フライパンにバターを敷くと、また違った風味に。
4.
切れ目を入れた部分に沿って、包丁でカットすれば完成です。
食パンに切れ目を入れておくことで、ホットサンドがずれることなく、きれいにカットできますよ。
補正ポイントとスタイリング
前回のシャインマスカットゼリーの写真では、青みがかった補正をかけていましたが、今回は、赤寄りに。
ぱっと見た時に、だいたいどの季節かわかるような写真を目指しているので、季節の食材や花を使うのはもちろんのこと、写真の色味にもこだわっています。
赤や茶といった暖色系だけだとのっぺりしてしまうので、オリーブのグリーンと、カップの白を差し色に。
開いた雑誌の上にプレートをのせると、動きが出ます。
サンドイッチはカット面が命!きれいな面が前に来るようにするのはもちろんのこと、ぴしっと揃った姿が美しいので、順番を入れ替えて、なるべく隙間が出ないように並べました。
生の落花生から作るピーナッツバター。ひと手間かけたお料理は、ちょっとだけ生活を豊かにしてくれます。
よかったらぜひ作ってみてくださいね。
photo:kyoko_plus
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