福岡県久留米市の中央分離帯に植えられたバナナが、通行の妨げになるとして、市がバナナを栽培する男性に伐採するように要請した。
バナナは11月中にも、男性の友人の畑などに植え替えられるということだ。
“無許可バナナ”に転機
福岡県久留米市の中央分離帯で、バナナが実をつけている。
ポイ捨てされるゴミの多さを見かねた50代の男性が、緑を増やそうと植えたところ、成長して話題になっていた。
今、このバナナに転機が訪れているという。
バナナを栽培する男性いわく、2022年は枯れたものの、2023年は完熟間近だという。
バナナを栽培する男性は、「真ん中だけ何本か取られている。朝5時半に自転車のかごに入れる人がいた」と話した。
さらに、中央分離帯で写真撮影するなどの危険な行為もあった。
友人の畑に植え替え予定
茂った葉などが通行を妨げるとの指摘もあり、市は男性にバナナを伐採するように要請した。
これに対し、バナナを栽培する男性は「先週（担当者が）来て、『速やかに撤去を』ということで（他の場所を）探している。『その方向で行きます』ということで、待ってもらっている」と話した。
バナナは11月中にも、男性の友人の畑などに植え替えられるということだ。
（「イット！」 10月25日放送より）
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