
小笠原諸島でしか生息が確認されておらず、絶滅の危険性が極めて高いチョウ「オガサワラシジミ」について、環境省と東京都は繁殖を続けてきましたが、27日までに繁殖用の個体がすべて死んだと発表しました。野生でもおととし以来、生息が確認されておらず、環境省は「種の保存にとって非常に危機的な状況だ」としています。
「オガサワラシジミ」は、小笠原諸島でしか生息が確認されていない固有種のチョウで、国の天然記念物に指定されています。
外来種の影響などで急激に数が減ったため、平成12年には環境省が絶滅危惧種に指定しました。
種の保存に向けて東京都が15年前に繁殖させる取り組みを始め、環境省も都から個体を譲り受けて去年10月から繁殖を続けていましたが、今月25日までにすべての成虫と幼虫が死んだということです。
環境省は、近親交配によって有害な遺伝子が蓄積され、オスの精子の量が極端に減ったことが原因の一つではないかとしています。
「オガサワラシジミ」は、野生でも、おととし6月、小笠原諸島の母島で見つかったのを最後に生息が確認されておらず、仮に絶滅すれば、日本固有のチョウとしては初めてになります。
環境省は、「種の保存にとって非常に危機的な状況だ。小笠原諸島でモニタリングを継続し、生息が確認されれば速やかに保護して保全に取り組む」としています。
"絶滅させる" - Google ニュース
August 27, 2020 at 09:20PM
https://ift.tt/3jn0aPg
小笠原諸島固有のチョウ「オガサワラシジミ」繁殖用個体全滅 - NHK NEWS WEB
"絶滅させる" - Google ニュース
https://ift.tt/2uzGKCq
Shoes Man Tutorial
Pos News Update
Meme Update
Korean Entertainment News
Japan News Update
No comments:
Post a Comment