Appleシリコン「M1」チップ搭載の新型Macが顧客の手元に届きつつあるなか、2021年後半に再設計された追加のMacBookが発売されるとの噂が報じられています。
ウワサの発信源は、信憑性の高いアップルのインサイダー情報で知られるアナリスト、Ming-Chi Kuo氏の投資家向け研究ノートです。それによると、新たなAppleシリコン搭載MacBookモデルは「新しいデザイン」を特徴にするとのこと。
Kuo氏はどのモデルがそうなるかは明らかにしていませんが、以前「2021年に、14インチと16インチの再設計されたMacBook Proラインアップが登場する」との見通しを述べていたことがあります。
また現時点で未発表のAppleシリコンMacとしては、これまで再設計された24インチiMacや半分サイズのMac Proが噂に上っていました。
また今回の噂につき、有名リーカー(未発表製品にまつわる有力情報を発信する人)L0vetodream氏が「(Apple)シリコンだけじゃないよ」との短いレスポンスをつぶやいています。同氏はiPhone SE(2020)やiPad Pro(2020)の発売時期を当てたほか、iPhone 12シリーズ全4機種の製品名を正確に当てるなど、数々の実績があります。
not only for Silicon https://t.co/mEbI51qg11
— 有没有搞措 (@L0vetodream) November 25, 2020
つまり2021年後半に予定されているMacBookの再設計は、Appleシリコン版だけでなくインテルベースの製品にも及ぶことを示唆していると解釈できます。
たしかにアップルはAppleシリコンへの移行には約2年かかると説明しており、インテルベースの新型Macも開発中だと述べていたことから、こちらに関しても信ぴょう性は低くないとも思われます。
さらに言えば、AppleシリコンMacは総じてインテルベースMacを圧倒する高いパフォーマンスを示しているものの、外部ポートや出力可能な外付けディスプレイの枚数が従来モデルより少なく、11月時点ではeGPUもサポートされていません。そのためインテルベースMacへの需要は依然として残るはず。
しかし2020年後半といえばあと半年以上先の話。それまでにはAppleシリコンの性能がまだまだ向上する可能性もあります。その際逆に、そのタイミングでインテルベースMacの魅力をどうアピールしていくのか、このあたりも興味深いところです。
Source:MacRumors
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