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Wednesday, March 3, 2021

ソニーがバナナやマグカップをPlayStationコントローラーに変える技術の特許を取得 - IGN JAPAN

amparipisang.blogspot.com

ソニーが、家庭にある物体や果物をPlayStationのコントローラーに変える技術の特許権を取得した。プレイヤーはカメラを使って物体をスキャンしシステムに検出させると、それをゲーム内の特定の機能に使用することができる。

GamesIndustry.Bizによると、ソニーの最近の特許は、ゲーム周辺機器が一部ユーザーにとって複雑で高価すぎると思われる可能性を示しており、「安価でシンプルな非電子機器をゲーム周辺機器として利用できることが望ましい」という理由から、革新のために申請されたものだという。ソニーが考えた可能性のある解決策とは何か? それは、すぐに使える物体をゲーム周辺機器に変えることだ。

ソニーは、物体が「非発光」で「受動的」である限り、コントローラーとして使用できると提案している。特許書類の図では、周辺機器になり得る物体の例としてバナナと2つのオレンジが挙げられており、ユーザーはカメラの前で物体を持ち、物体を読み取らせて入力を組み付け、ゲーム内で使用できるようにするという。

また、この技術がどのように「非発光の受動的コントローラーの拡張現実画像」を生成し、それから物体の姿勢の変化を検知してプレイヤーの手の動きに適応させ、重ね合わされた仮想入力ボタンを生成することができるのか説明しており、「フィンガー・ディテクター」についても言及している。この下の図では、バナナに重ねられた×ボタンと△ボタンが例として示されている。

banana

「図8は、1つ以上の仮想ボタンが物体の上に重なったときに、その物体がユーザーからどのように見えるかという例を概略的に説明したものです」と書かれている。仮想ボタンが付いたバナナの画像は、頭に装着するデバイスか、「ユーザーが見ている透明なディスプレイの上に重ねて表示される」画像、または、プレイヤーが見ているのと同じ画面に表示される映像を介して見ることができるという。つまり、バナナが解析されると、入力のためにどこを指で押せばいいかわかるようになるということだ。

ほかにも、2つのオレンジをハンドルのように使って操縦する動作を利用したり、生成された軸を介して家庭の周辺機器で視点を変更したり、さらには、それぞれを検知した状態でカップをソーサーに置くことにより「一時停止コマンド」を入力するといったこともできる。

過去にはバナナ一房を使って『オーバーウォッチ』をプレイするなど、果物を使ってゲームをプレイする人がいたが、それは主に果物の電気伝導を利用してコマンドを生成するものだった。しかし今回の技術は、より詳細で柔軟性のあるプロセスだ。

そのほかPlayStationの特許関連のニュースとして、先日には観覧者がVRプレイヤーにちょっかいを出すことができる技術の特許を申請したことがわかっている。また2020年4月には、プレイヤーの感情に反応するゲームコンパニオンロボットの特許を取得している。

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