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Saturday, August 7, 2021

Xperiaで恐竜博をライブ配信! 「レイン」と「スタン」を迫力の独自アングルで楽しむ - マイナビニュース

amparipisang.blogspot.com

子どもたちの夏休みも真っ只中になりました。いま、自宅にいながらにして恐竜博を堪能できるオンラインツアー『Xperia “True Remote EXperience” powered by au』が開催されているのをご存知でしょうか。ソニーのライブ映像配信システムを活用した催しです。期間中、「Xperia 1 II」で撮影した館内のリアルタイムな様子がネットで生配信されています。

夜の恐竜科学博をオンラインで視聴

「Sony presents DinoScience恐竜科学博 ~ララミディア大陸の恐竜物語~」は、パシフィコ横浜にて2021年7月17日から9月12日まで開催中のイベントです。しかし「遠くて横浜まで行くことができない」「子どもの感染症対策が心配」というかたもいらっしゃることでしょう。そこで本オンラインツアーが企画されました。8月1日~8月31日までのうち全22回、1日2回(18:30~19:20、20:30~21:20の予定)の開催が予定されています。なお各回とも500名限定、料金は1,700円です。

ツアー名にもある通り、生配信の撮影機材には「Xperia 1 II」を使用。通信にはauの4G / 5GやWi-Fiを利用しており、そのため遅延を感じることなく(ご自宅の通信環境にもよりますが)最後までフルHD画質で視聴できます。

ツアーは、案内人(ナビゲーター)の女性が館内をめぐる形で進行します。監修はサイエンスコミュニケーターとして活躍する”恐竜くん”によるもので、途中には参加者が回答を送信できるクイズの出題も。ここは親子で話し合って、正解したいところですね。

かわいい恐竜のアバターでツアーに参加

はじめに参加者は、公式キャラクター「ダイナ荘びより」の可愛らしい恐竜たちからお気に入りのアバターを選んでスタートします。ツアーでは、このアバターをタップ(クリック)することで恐竜も「わ~」とリアクションするしかけ。一緒に見ている参加者みんなでツアーを盛り上げていこう、という演出です。

DinoScience恐竜科学博の見どころのひとつが、ほぼ完全な骨格で発掘されたことから「世界一美しい」とまで称されているトリケラトプス「レイン」の化石。さらに、地上に降り立てばキリンくらいの大きさがあったという大きな翼竜ケツァルコアトルス、日本では初公開となったモササウルス属の新種の骨格も展示されています。

その大きくて逞しい恐竜たちの姿を前にして、胸がドキドキする筆者。すでに40歳を過ぎましたが、少年時代のピュアな心がよみがえるようでした。

会場では見られない独自アングルが魅力

「レイン」と「スタン」の化石の映像は、参加者が自由にアングルを変えて視聴できるようになっていました。正面、後方、前足の指、首の骨など、自分が見たいアングルを選んでじっくり鑑賞できる嬉しい配慮です。実際の会場では見ることのできないアングルも含まれており、本ツアーの醍醐味のひとつになっていました。

ツアーでは、病気や怪我をしていた恐竜の化石も登場します。骨に残された痕から、そんなことまで分かってしまうんですね。恐竜にもドラマあり。また、映画「ジュラシック・パーク」を彷彿とさせる大迫力のCG映像作品も盛り込まれていました。

そんなわけで、ナビゲーターとともに巡回した「DinoScience 恐竜科学博」。全体で50分ほどかかり、終了となります。ちなみにオンラインツアーの終了後には、公式グッズが購入できるオンラインショップ「DinoScience Online Store」も訪れることができます。子どもと一緒に大人まで夢中になれる、そんなひとときを堪能しました。

現地で実物の大きさを確認したくなる

最後に筆者の雑感を少し。今回のオンラインツアーには、感染のリスクなく自宅で楽しめる、独自のアングルが用意されている、などのメリットがありました。案内人の説明はテンポがよく、限られた尺のなかに見どころが凝縮されていた印象です。

一方で、博物館をじっくり楽しみたい人にとっては、もっと深堀りして欲しかったと思う場面もあったかも知れません。ですが個人的には、本ツアーに参加したら現地に行く必要はなくなるだろうと思っていましたが、実際はその逆で、大いに興味を喚起されてしまいました。

ケツァルコアトルスは、対峙したら一体どのくらいの大きさなのか?「レイン」の化石も、立ち止まってゆっくり時間をかけて細部まで確認したい――。というわけで、近いうちにパシフィコ横浜まで足を運ぼうと思います。本ツアーを子どもと一緒に体験した親御さんのなかにも、気が付いたら自分のほうが夢中になっていた、なんて人も多いのではないでしょうか。

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