Pages

Wednesday, September 1, 2021

厚さ1mm、ワイヤレス充電もそのまま行える極薄スマホグリップ「goBelt」 - ケータイ Watch

amparipisang.blogspot.com

 スマホの進化とともに普及するかと思いきや、かえって絶滅の危機に瀕しているのが、スマホ背面に取り付け、指を通すことでスマホ片手で安定して保持できるグリップだ。

 なぜなら最近のスマホはワイヤレス充電やNFCなど、背面にさまざまなギミックが仕込まれており、スマホの背面に何かを貼り付けるのは、それを妨害することになるからだ。iPhoneのMagSafeのように、厚み制限がシビアな規格ともなるとなおさらだ。

 そうした問題をクリアできる貼付式のグリップが、今回紹介する「goBelt」だ。最大の特徴はその薄さで、折りたたんだ状態ではわずか厚さ1mmのフラットな形状へと変形するので、ワイヤレス充電もNFCも支障なく利用できる。

パッケージ。製品はドイツ製
本体。複雑な切れ込みが入った薄いプラ板という外観。裏面には粘着テープがある
保護ケースを付けたスマホ裏面に貼り付けたところ。素材の関係で繰り返し使っていると中央が若干浮いてくる
中央部に指をかけてスライドさせるとこのようにアーチ状になり、指を差し込んで使えるようになる

 またMagSafeも、保護ケース越しに貼り付けた場合はさすがに厳しいが、MagSafeのマグネットリングを内蔵する保護ケースとの組み合わせならば、上から貼り付けてもきちんと吸着し、充電も問題なく行える。素材はプラスチックなので、充電器との間に挟まっても、金属のように異常に発熱することもない。

横から見たところ。中央上に爪をかけて…
下方向にスライドさせると交差している部分が起き上がり、指を通せるようになる
実際に手に持ったところ。2本の指をまとめて通すと安定する

 平らな状態から指を引っ掛けられる形状に変形させるには、最初のうちは少々コツが要る。中央部に指をかけて下方向にスライドさせることでアーチ状になるのだが、慣れるまではどの向きに力を加えてよいか試行錯誤だ。また慣れてからも、片手で展開させるのは難易度が高く、もう一方の手でスマホ本体を押さえた状態で展開させるのが無難だ。

約1mmと極薄なため、たたんだ状態では背面に貼り付けられていることが分からない
無接点充電もそのまま利用可能。MagSafeのマグネットリングを内蔵したケースであれば、MagSafe充電器にも吸着が可能だ

 このあたり、最初から輪っか状になったバンカーリングなどと比べると、どうしても機動性には欠けるのだが、一方で折りたたむとほぼ完全にフラットになるため、ポケットに入れる際も厚みが気にならないのは大きなメリットだ。さらに展開した状態から左右にひねることで、スタンドとして使えるギミックも備えている。

アーチ状になった部分を左右にひねると……
スマホのスタンドとしても使えるようになる。ただし貼り付け位置によっては不安定になりがち

 縁の下の力持ちとして、スマホ操作をサポートしてくれるこの製品、以前はアマゾンでもかなり品薄だったのだが、現在は在庫も潤沢になっている。素材の性質上見た目がやや安っぽいこと、また長期利用時の耐久性については筆者は確認できていないが、スマホの体積をなるべく肥大化させず、薄く軽いまま持ち歩きたいユーザは注目に値する製品だ。

製品名 発売元 実売価格
goBelt ドットピープス 1480円
Amazonで購入

Adblock test (Why?)


からの記事と詳細 ( 厚さ1mm、ワイヤレス充電もそのまま行える極薄スマホグリップ「goBelt」 - ケータイ Watch )
https://ift.tt/3t3HeuQ

No comments:

Post a Comment