スーパーやコンビニで一年中いつでも手に入りやすく、持ち運びがしやすいフルーツ「バナナ」。消化が早い、栄養価が高い、カリウムを多く含有するなど、たくさんの健康面でのメリットがあるけれど、腸に良い食物繊維を含んでいることも注目のポイント。 【写真】実は食べられる!?「バナナの皮」に秘められた健康メリット 今回はイギリスのサプリメント販売企業「Healthplan」の栄養士を務めるロブ・ホブソンさんに聞いた、「バナナに含まれる栄養と健康効果」を<ネットドクター>からご紹介。「心臓の健康を守る」「ワークアウト時のエネルギーになる」など、科学的に実証済みの効能をピックアップしました。
消化器系を健康に保つ
バナナには食物繊維が豊富に含まれており、消化器系の健康には欠かせないもの。 バナナに含まれる食物繊維は、ペクチンとレジスタントスターチの2種類。どちらも水溶性食物繊維と呼ばれるもので、体内でプレバイオティクスとして作用するそう。 「水溶性食物繊維は、バクテリアによって発酵している腸内を通過することが可能です。また、大腸細胞のエネルギー源である『酪酸菌』と呼ばれる短鎖脂肪酸を形成します。これにより、大腸の細胞と粘膜の健康維持に貢献するのです」とホブソンさんは解説。
血糖値レベルを安定させる
ホブソンさんによると、「ペクチンとレジスタントスターチは、胃の中の糖分の放出を遅らせる働きがある」とのこと。また、バナナのグリセミック指数(GI、食品の血糖値の上昇を示す指標)は、低~中レベルに位置付けられているそう。つまり、健康な人がバナナを食べても、血糖値が急上昇する可能性は低いということに。
満腹感がある
ダイエット中の人に朗報! バナナは食欲を抑え、満腹感をキープしてくれる食品だとか。これは、食物繊維含有量が多いことによる効果。「食物繊維を多く含む食品は、食品そのものの量(かさ)を増やすのに役立ち、満腹感を保てるのです」とホブソンさん。研究でも、バナナに含まれる食物繊維(ペクチンとレジスタントスターチ)の食欲抑制と満腹感効果は証明されているとのこと。
利便性が高い
持ち運びができ、腐りにくいのもバナナの良い点。「皮で“包装”されているので、携帯用のおやつにも最適です」とホブソンさん。また、皮が厚いためバナナには高レベルの農薬や汚染物質がほとんど含まれていないのだとか。 そのまま食べても調理してもおいしいバナナ。ぜひかしこく活用して! ※この翻訳は、抄訳です。
からの記事と詳細 ( 腸活にもおすすめ!科学が実証する「バナナ」食べるべき理由(コスモポリタン) - Yahoo!ニュース - Yahoo!ニュース )
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