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Thursday, December 2, 2021

シマフクロウ分散へ 環境省などが巣箱を設置|NHK 北海道のニュース - nhk.or.jp

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国の天然記念物、シマフクロウを増やそうと、生息地を知床半島から各地に分散させる取り組みが始まり、2日、環境省などが周辺の地域に繁殖のための巣箱を設置しました。

絶滅危惧種に指定されているシマフクロウは国内では北海道のみに生息し、環境省によりますと、確認されている165羽のうちおよそ3分の1が知床半島に集中しています。
環境省は、シマフクロウの生息する地域をより広くすることで数を増やそうと知床半島の周辺の地域に繁殖のための巣箱を設置し、生息地を分散させる取り組みを始めました。
2日は、環境省の職員と研究者ら6人が根室地域の国有林で、直径65センチ、高さ90センチの円筒型の巣箱をハルニレの木の地上から7メートルの高さに設置していました。
環境省によりますと、巣箱の近くには川がありエサとなる魚もいるため、繁殖しやすい環境が整っているということです。
環境省釧路自然環境事務所の北橋隆史さんは、「この巣箱を利用して知床半島から巣立ったシマフクロウがここを新たな生息地としてくれることを期待したい」と話していました。

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