3年前、広島市の安佐動物公園で誕生したレッサーパンダが、17日朝、静岡県内の動物園に向けて引っ越ししました。
元気よく石や木の上を駆けのぼっているのは、オスのレッサーパンダの「カカ」です。「カカ」は3年前の6月に安佐動物公園で生まれました。
野生のレッサーパンダは主に中国やネパールなどに生息していますが、密猟や開発による生息地の消滅などにより、現在は『絶滅危惧種』に指定されています。
「カカ」の引っ越しは将来的な繁殖計画によるもので、今回、静岡県三島市にある動物園に送られることになりました。最後のお披露目となった16日は、訪れた人たちが名残り惜しむかのように「カカ」に熱い視線を向けていました。
そして一夜明け迎えた17日の引っ越し。「カカ」は時折、驚いた様子を見せながらも輸送用の車に乗り、静岡県に向けて出発しました。
【安佐動物公園レッサーパンダ飼育員・坪田麻実子さん】
「日に日に大人っぽくなり、来園者の方にも愛してもらい、感慨深い。広島と変わらず、多くの人に愛してもらいたい」
「カカ」は17日中にも静岡県に到着する予定で、新たな生活をスタートさせます。
からの記事と詳細 ( レッサーパンダの「カカ」が安佐動物公園を出発 絶滅危惧による繁殖計画で静岡へ - FNNプライムオンライン )
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