住友化学は、持続可能な社会の実現に向けた取り組み「Sumika Sustainable Solutions」で、新たな製品・技術を認定した。認定製品・技術数は合計で66になり、売上収益は前中期経営計画で設定した目標額の5600億円を達成し、約6210億円(2021年度)となった。
防除用の殺虫成分が混錬されたバナナバッグ(TotalFlex0.4)
今回認定された主な製品は、バナナ栽培時の殺虫剤噴霧が不要になる殺虫成分が練り込まれたバッグ(TotalFlex0.4)や、農薬出荷用のHDPE製容器の軽量化、作物収穫後の殺菌剤処理に使用する殺菌剤稀釈水調合システムなど。各製品・技術が、「つくる責任 つかう責任」といったSDGsの各目標に紐づけられ、それぞれの分野でのSDGsへの貢献が期待される。
同社は2016年から、温暖化対策や環境負荷低減などに貢献する同社グループの製品・技術を複数の外部有識者により検証した上で、「Sumika Sustainable Solutions」として自社で認定する取り組みを行ってきた。また、認定製品・技術の開発や普及を促進するため、売上収益をKPIとして進捗をモニタリングするとともに、認定取得をはじめとする社会価値創出への貢献を社員の功績表彰制度の評価項目の一つとしている。「Sumika Sustainable Solutions」の今後の売上収益目標は、新中期経営計画(2022~2024年度)の最終年度までに7000億円、2030年度までに2021年度比倍増の1兆2000億円と設定している。
からの記事と詳細 ( 「Sumika Sustainable Solutions」に防除用のバナナバッグなどを認定 住友化学 - 農業協同組合新聞 )
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