世界に雌2頭しかおらず、絶滅の危機にあるキタシロサイの人工多能性幹細胞(iPS細胞)から、卵子と精子のもとになる細胞を作製することに世界で初めて成功したと、大阪大の林克彦教授(生殖遺伝学)らの国際チームが9日、米科学誌に発表した。
チームによると、5年をめどにこの細胞を卵子へと変化させる計画で、凍結保存した精子と体外受精し、種が近いミナミシロサイを代理母として出産を試みる。絶滅が懸念される他の哺乳類への応用も期待される手法で、チームは「絶滅を防ぐ一手となってほしい」としている。
生存する2頭は母娘でケニアの保護施設にいるが、高齢化が懸念されている。
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