「あんまんにバナナをちょい足しする」というレシピをツイッターで見つけた。中華まんなどで知られる中村屋(東京都新宿区)の公式ツイッター「新宿中村屋 お菓子【公式】」の投稿で、同アカウントには「この技、ぜひ試してみたいです」「すごい組み合わせ 食べてみたい」「めちゃくちゃ参考になりました」といったリプライが寄せられており、ちょっとしたにぎわいを見せている。バナナがどう作用するか見当もつかないが…実際のお味は? 投稿を手本に“バナナちょい足しあんまん”を食べてみた。
同アカウントによると、手順はシンプルで「あんまんを半分に切って、スライスしたバナナを入れれば、出来上がり」。さらに絵文字を交えて「驚くくらいおいしいんです!!ごまあんにバナナが本当に合うんです 是非、一度お試しください」と説明し、「このおいしさを多くの人に知ってほしい バナナ売場にあんまんを置いてほしいくらいです!!」と呼びかけている。
中村屋のあんまんもバナナも、近所ですぐに楽々と入手。まず、バナナを2センチほどの輪切りにして、温める前、あんこに一切れ詰め込んだ。あんこが詰まっているため、入れにくさがあったり、温め過ぎたせいであんこがはみ出してしまい、初めての挑戦の感想は「見た目が失敗」。しかし、準備から数分で完成し、味に変わりはなさそうだ。
実際に食べてみると、中に入ったごまあんとバナナが同程度の甘さで、このコラボレーションに違和感がないことに驚いた。バナナ特有の、少し粘り気のある果肉があんまんにクリーミーな印象を与え、クリームチーズを食べているかのような印象を受けた。バナナを入れずそのまま食べてもおいしいが、ひと手間でここまでの味変を楽しめるなら、これは大正解だと思った。もう一度試したくなるお手軽アイデアに脱帽だ。
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