絶滅危惧種などの哺乳動物が死んだ後、卵巣組織を採取して凍結保存するプロジェクトを京都大が進めている。これまでに、アムールトラやツシマヤマネコなど約30種の卵巣を集めた。組織に含まれる未成熟な卵子を育てる研究にも取り組んでおり、体外受精させる技術を確立させ、希少な野生動物の人工繁殖につなげる狙いがある。
動物園などで行われる人工繁殖は、採取が簡単で数も多い精子を使い、雌の体内で受精させる方法が主流。一方、1年に1回しか排卵しないパンダなど、受精能力のある卵子を採取できる機会は少ない。採取できたとしても、細胞が大きく水分を多く含むため、凍結保存が難しいという。
そこで、京大野生動物研究センターを拠点とする藤原摩耶子・日本学術振興会特別研究員(36)=保全生殖学=は、卵巣の保存に着目。卵巣には卵子のもととなる「原始卵胞」が多数含まれ、人工的に成熟できる可能性がある。例えば、イヌの場合、生まれる時点で推定約14万個の原始卵胞が卵巣に含まれている。
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April 04, 2020 at 10:06AM
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卵巣凍結で希少動物を救え 「卵子の元」育てて繁殖研究 - 毎日新聞
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