広野町振興公社は5日、町の新たな特産品として栽培しているバナナ「綺麗(きれい)」が農産物の安全性などを管理するGAP(ギャップ、農産物生産工程管理)の国内認証「JGAP」を取得したと発表した。同公社によると、バナナでJGAPを取得するのは全国で初めて。
町産バナナは2018(平成30)年9月から同町の二ツ沼総合公園のハウスで栽培が始まった。同公社は、JGAPの取得によりブランド力を高めようと、認証の基準を満たすために農薬を使用しない栽培や、安全な労働環境の構築などに取り組んできた。
同日、中津弘文社長が同公社事務所で記者会見し「さらにブランド化を進めたい。ふたば未来学園高とバナナを使ったスイーツの共同開発や、葉と茎を原料にした和紙の商品化に取り組む」と話した。同席した遠藤智町長は「JGAPの取得は消費者の安心、安全につながる。ブランド化を後押しし古里の復興と創生を前に進めたい」と述べた。
町産バナナは、同公園内で1本300円で直売されているほか、南国で育つバナナを同町で生産する話題性を武器に、首都圏で販路を開拓している。
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