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Friday, February 5, 2021

はやぶさ2 偉業振り返る 県青少年科学館 - 読売新聞

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 日本の小惑星探査機「はやぶさ2」のミッションを振り返る展示会が、久留米市東櫛原町の県青少年科学館で開かれている。宇宙航空研究開発機構(JAXA)が作成した漫画パネルや、科学館職員が作った段ボール製の原寸大模型などを展示している。13日まで。

 JAXAなどによると、はやぶさ2は2014年12月に打ち上げられ、地球と約3億キロ・メートル離れた小惑星「リュウグウ」を6年かけて往復するミッションを達成した。昨年12月にはリュウグウの石や砂粒入りのカプセルを地球に送り届け、再び別の小惑星を目指し飛行を続けている。

 展示会はカプセルの地球帰還を記念し、JAXAや全国科学館連携協議会の協力を得て企画。JAXAが作成した漫画パネルは21点あり、はやぶさ2がリュウグウの地表に人工のクレーターを作り、試料を採取するなど困難を乗り越えて任務を成功させた様子を分かりやすく描く。

 探査機の原寸大模型は全長約6メートル。科学館の職員6人が約1か月かけて、写真を参考にしながらエンジン部品などの細部も忠実に再現した。

 担当職員の水城彩香さん(37)は「難しい課題に向き合ったプロジェクトチームのメンバーが、楽しみながら偉業を達成したことを知ってほしい」と話している。

 月曜休館。入館料は一般(64歳未満)410円、4歳~高校生210円(土曜無料)。新型コロナウイルス対策で入場整理券を配り、展示会場の観覧時間を1回あたり30分間にしている。問い合わせは科学館(0942・37・5566)へ。

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