山県市で生産された「高級バナナ」が、通信販売や道の駅で人気を集めている。建物解体業の「ワイエス・コーポレーション」（岐阜市茜部新所3）が新規事業として昨年3月に栽培を始めて今春に収穫し、2シーズン目の現在も鈴なりに実ったバナナが順調に育つ。豊かな甘みと香りがあり、口コミで評判が広がっている。【黒詰拓也】
県庁から車で約50分。山県市藤倉の山と田に囲まれた場所に、バナナ栽培用のビニールハウス4棟が連なっている。約1280平方メートルの敷地内には約240本の苗が植えられ、数十本の青い実を付けたバナナの房も所々に見られる。ハウス内の室温は38度で湿度は66％。南国のような環境で、同社から委託を受けた地元の上野三十六（さとむ）さん（72）らが水や肥料を与えて育てている。皮も食べられるようにと無農薬にこだ…
からの記事と詳細 ( 山県バナナ人気 甘みと香り、口コミで 2シーズン目 贈答用完売 ／岐阜 - 毎日新聞 )
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