臼井昭仁
体の色が鮮やかな黄色に黒い斑点と白、もう片方が白黒のまだら模様というニホンウナギ2匹が、三重県伊勢市の伊勢シーパラダイスで一緒に展示されている。それぞれバナナウナギ、パンダウナギと名付けられ、来園者の人気を集めている。
バナナウナギは長さ40センチ、太さ2センチ。津市の小学1年生の男児(7)が自宅近くの用水路で釣り上げた。長生きしてもらおうと8月末に預けられた。
一方のパンダウナギは長さ50センチ、太さ2・5センチ。浜松市の水族館から今年4月に譲り受けた。もとは周辺にあるウナギの養殖場で偶然生まれ、育てられていた。
担当飼育員の安部瑞貴さん(28)によると、ともに数万匹から十数万匹に1匹の割合で出現する色彩の突然変異。「特にバナナウナギは、目立つ色をしながらも野生の中で生き抜いてきたようで非常に珍しい。奇跡の組み合わせをぜひ見に来てほしい」と話す。
2匹は水槽内に置かれた水道のパイプの中で過ごしている。撮影のためパイプから出てくるのを待っている来園者もいる。(臼井昭仁)
からの記事と詳細 ( バナナ?パンダ? 「奇跡の組み合わせ」伊勢シーパラダイスで展示:朝日新聞デジタル - 朝日新聞デジタル )
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