親狐となって生き抜くTHQ Nordicのアクション・アドベンチャーNintendo Switch、プレイステーション4、Xbox One、PC用ソフト『エンドリング - エクスティンクション イズ フォーエバー』をお届け。担当は、“化かされたり化かされたり”というたむ爺。
母狐が目の前に迫る絶滅の危機に立ち向かう
狐となって、人間により現在進行系で行われている自然破壊と環境汚染の大地から逃げ切っていくサバイバルアクションアドベンチャー。
全編を通して、音声や文字による詳細な説明などが一切ないテキストレスな作りで、現実的なテーマを柱にメッセージ性の強いストーリーが展開していく。スペインのバルセロナに拠点を置く開発スタジオHerobeat Studiosによる、人間の愚かさを前面に出しながらも、消えぬ光や闇にあらがう小さいながらも強固な力が描かれた一作だ。地球上に存在する最
後の母狐となり、目の前に迫る絶滅の危機に立ち向かう。
環境破壊が進む世界で最後の狐となって生き抜け
焼き尽くされる森林から母狐が逃げるところから本作は始まる。3Dながら2D描写のハイブリッドなマップを移動し、なんとかひとときの休息を得られる地にたどり着く主人公。と同時に、子どもの出産を迎えることになる。
プレイヤーはこの子どもたちに餌を与え、生き残るための知恵やスキルを身につけさせ、人間の手から逃げ切っていく。
■逃亡の中生まれる希望の光
子狐にスキルを教え生存能力をアップ
本作では旅路の中で子どもの成長を促していくことになる。木の実を取ったり、うさぎを狩ったり、捕食行為で生き延びていくのはもちろんのこと、“ジャンプ”や“上る”といったスキルを覚えさせられる。スキルを身につけさせることで行動範囲が広がり、それが大人になる大きなステップとなる。独り立ちできる術を教え込み、生存を目指す。
■生き残るためのスキルを習得
■母がいなくても生きられるように
目前に迫る絶滅の危機。待ち受けるは闇か光か?
ゲームを進めることで、クリアー条件ではないものの、いくつかの解除すべき実績が用意されている。 “子どもの奪還”、“スキルの習得”、“ 子どもを死なせない”などがそれにあたる。
ストーリーに大きな変化は生まれないが、中には狐に寄り添ってくれる人間たちのやさしさを描いたシーンも出てくるなど、物語に深みを与えてくれる要素となっている。
■打ち付けられる人間のエゴ
エンドリング - エクスティンクション イズ フォーエバー
- メーカー:THQ Nordic
- 開発:Herobeat Studios
- 対応プラットフォーム:Nintendo Switch、プレイステーション4、Xbox One、PC
- 発売日:7月19日発売
- 価格:Nintendo Switch版とプレイステーション4版は各3960円[税込]、PC版は3990円[税込]、Xbox One版は4000円[税込]
- ジャンル:アクション・アドベンチャー
- CERO:12歳以上対象
- 備考:プレイステーション4、Xbox One、PC版はダウンロード専売
からの記事と詳細 ( 『エンドリング - エクスティンクション イズ フォーエバー』生存か絶滅か……。人間の業とそれにあらがう親子狐を描くアクションアドベンチャー【とっておきインディー】 - ファミ通.com )
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