青果大手のドール(東京都中央区)は、バナナの量り売りを行う店舗を3月末までに現在の14店舗から4割増の20店舗に拡大する。量り売りは、消費者が必要な分だけを購入するため食品ロスを防げ、プラスチック袋のごみが出ないため地球環境問題に貢献できることから注目を集めている。
バナナの量り売りは、専用のはかりに載せて計量し、重さと価格が表示されたらプリントボタンを押してラベルを出力。専用紙袋にバナナを入れてラベルを貼り、レジで精算する。
日本では、バナナをプラスチックの袋に入れて販売するのが一般的だが、欧米では量り売りが多い。ドールは、地球環境問題への関心の高まりから日本でも受け入れられると判断。昨年夏からバナナの量り売りをイトーヨーカドーアリオ北砂店(東京都江東区)など首都圏を中心に7店舗で開始した。その後、北海道(コープさっぽろそうえん店)や九州(イオン九州福岡店)でも始め、現在14店舗。来年度以降も実施店舗を増やしていく考え。
ドールの日本やアジアでの事業は伊藤忠商事が米ドール・フード・カンパニーから平成25年に買収し、運営している。(遠藤一夫)
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