【03月06日 KOREA WAVE】消費者の好みに合わせようと韓国の「チョコパイ」の市場が変化している。1位のオリオンはバナナ、イチゴなど多様な味の製品を開発し、マシュマロ抜きの商品まで発売した。
オリオンは1日、「チョコパイハウス」の新製品「チョコアンドクリーム」と「イチゴアンドクリーム」の2種を発売した。真ん中にマシュマロの代わりにミルククリームを使用した。1974年の発売以来、マシュマロ抜きのチョコパイが国内で登場するのは初めてだ。
チョコパイハウスはケーキに挟んだミルククリームで柔らかい食感を強調。クリームの中にチョコやジャムが入っており。濃厚で豊かな味が特徴だという。ネット上ではクリームが含まれたチョコパイの味がライバル会社モンシェルに似ているという意見もあった。
オリオンは多様な姉妹品を披露しており、チョコパイでは2016年に「バナナ」を発売したのに続き、イチゴやスイカなども出してきた。オリオン関係者は「初めてクリームを入れて味と食感が破格の変化を遂げた。20~30代のデザートとして人気を集めることを期待する」と話した。
チョコパイ市場は4000億ウォン(約440億円)とされ、オリオンにオーイエスとモンシェルが2位を争っている。製菓業界では、さまざまな味を好むMZ世代の好みに合わせたチョコパイが今後も出てくると見ている。
(c)MONEYTODAY/KOREA WAVE/AFPBB News
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