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Wednesday, May 18, 2022

絶滅寸前!?「クルマのライトは丸目がイイ!」懐かしい丸目ライトのレトロな軽 3選 - くるまのニュース

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丸い形状のヘッドライトをもつ、いわゆる「丸目」のクルマが根強い人気を集めています。絶滅の危機を乗り越え、いまも新車で買えるレトロな軽自動車3選をご紹介します。

若い世代でも「懐かしい…」不思議な魅力を持つ現役モデル 3選

 デザインを先進的にみせるだけでなく、空気抵抗の軽減という目的も相まって、近年はエッジの立ったシャープなデザインのクルマが主流となっています。
 
 しかしいっぽうで、そうしたトレンドとは真逆なデザインも一定の支持を集めています。
 
 それは、丸目のヘッドライトを持つレトロな雰囲気のクルマたちです。どうして人気なのでしょうか。

スズキ ジムニー
スズキ ジムニー

 多くのレトロなデザインのクルマは、先進性を前面に押し出さず控えめで、落ち着いた風情をもっています。

 昭和のクルマに慣れ親しんだ世代のみならず、リアルタイムでは体感していない若い世代でも「懐かしい」と感じさせる不思議な魅力があり、幅広い層から支持を集めているようです。

 今回は、2022年5月現在も買うことができる「丸目」のレトロなクルマ 3選をお届けします。

●プロの道具感で丸目との相性もバツグン! スズキ「ジムニー」

 スズキ「ジムニー」は、2018年7月にフルモデルチェンジを実施しました。

 1970年登場の初代から数えて現モデルで4代目。初代から3代目までの間に世界累計285万台を販売しており、日本が世界に誇るコンパクト4WDモデルとして発展を遂げています。

 スズキによると、4代目ジムニーのデザインコンセプトは「プロの道具」。

 機能に徹した「飾らない潔さ(いさぎよさ)」を追求したといいます。

 そのシンプルなスクエアデザインには、レトロな丸目のヘッドライトがよく似合います。

 4代目モデルは、ジムニーの固定ファンのみならず多くのユーザーから支持を集め、デビュー早々1年待ちを越すオーダー待ちを抱えるほどに。その長い納車待ちは2022年現在も続いています。

●かわいいレトロデザインでシリーズ人気を底上げ! ダイハツ「ムーヴキャンバス」

 ダイハツ「ムーヴキャンバス」は、同社の基幹となる軽ハイトワゴン「ムーヴ」をベースにしながら、女性ユーザーをターゲットにデザインを一新。後席両側にスライドドアを備え、使い勝手を向上させた1台です。

 厳密にいうと、ムーヴキャンバスのライトまわり自体はだ円形状ですが、主となるヘッドライト部はしっかり丸い形をしています。

 1950年代から60年代風パステルカラーのツートン塗装とも相まって、どこか懐かしい雰囲気が漂います。

 2016年9月の発売開始以来デビュー6年目を迎えたムーヴキャンバスは、そろそろモデルチェンジの時期も気になるところですが、人気の勢いは衰えていないようです。

 一般社団法人 全国軽自動車協会連合会(全軽自協)調べによる2021年度(2021年4月から2022年3月)の軽自動車販売ランキングで、ムーヴシリーズは堂々4位にランクイン。

 発売元のダイハツ工業によると、ムーヴキャンバスは常に販売の60%前後を占めているといい、丸目ライトのレトロなデザインがムーヴシリーズ全体の人気を押し上げていることがわかります。

●1960年代の名車デザインを現代に再現! ホンダ「N-ONE」

 ホンダ「N-ONE(エヌワン)」(初代)は、2012年11月にデビューした軽ハイトワゴンです。

 搭載されるメカニズム自体は、前年にデビューし大ヒット作となった軽スーパーハイトワゴン「N-BOX」と共用して誕生しました。

 1960年代、それまで2輪メーカーだったホンダが軽乗用車へ本格参入開始した際の歴史的モデル「N360」をモチーフに、丸いヘッドライトを持つレトロなデザインで注目を集めました。

 1610mm(2WD)と高めの車高でしたが、2015年にはサスペンションをローダウン化し、屋根形状をフラットにするなどして全高1545mmに抑えたモデルも登場し、高さ制限のある機械式駐車場にも入庫可能としました。

 N-ONEは2020年11月に2代目へとフルモデルチェンジを実施。これが珍しい手法をとり話題を呼びました。

 基本骨格となるプラットフォームやエンジンは刷新しながら、外観デザイン自体は従来型のものをほぼそのまま継承したのです。

 その際、新型N-ONEの車高は、低い1545mm(2WD)に統一されています。

※ ※ ※

 丸い形状のヘッドライトは、第二次世界大戦前から続く伝統的なスタイルとして長く親しまれています。

 しかし近年のモデルは、光源にLEDを用いて省エネにも配慮。LEDは高寿命なうえ発光時間も素早く、ハイビームアシストなどの補助機能とも相まって夜間の視界も向上するなど、技術的には大きく進歩を遂げています。

 見た目にはレトロでも、実は最新の機能をしっかり備えているのです。

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