高知・須崎市で1本1000円の「高級バナナ」が栽培されている。育てるのはバナナ栽培歴20年以上のプロ。そんなバナナのプロが編み出したユニークな食べ方も教えてもらった。
珍しい国産バナナを商品化
20年以上バナナを育てている、藤田泰雄さん(67)。須崎市浦ノ内にあるこちらのハウスでは、600坪の広さに200本のバナナの木が植えられている。
石井愛子アナウンサー:
立派なバナナがたくさん実ってますね
藤田泰雄さん:
この実がパンパンに張って、まん丸になってきたらうちは収穫
国内で流通しているバナナは、ほとんどが海外からの輸入品。県内で生産・出荷しているのは藤田さんだけだという。そんな全国的にも珍しい国産バナナを藤田さんは4年前、「よさ恋フルーツ」として商品化した。値段は1本400円から、高いものでは1000円にもなる「高級バナナ」だ。
藤田さんが作るバナナは、化学肥料や農薬を一切使っていない。
一般のバナナと比べて収穫時期が遅いため、栄養を多く含み、丸みを帯びているのが特徴で、食感はもっちり濃厚な甘さを楽しめる。そのまま食べてももちろんおいしいが、バナナを知り尽くした藤田さんが今オススメするのが、ピザ!
津野町にあるピザのテイクアウト専門店「OPA」の職人が石窯で焼いた本格派ピザだ。
石井愛子アナウンサー:
ナッツの食感がいいですね。ちょっと塩味がかったチーズと甘いバナナが最高に合いますね。ピザだけどスイーツ!
種なしグリーンレモン「リノカ」
藤田さんはバナナに次ぐ人気商品を作りたいと、2021年から試験的に「グリーンレモン」の栽培も始めた。
種がない「リノカ」という珍しい品種で、酸味が少なく甘みを感じられるのが特徴。グリーンレモンをたっぷりしぼったレモンスカッシュをいただいた。
石井愛子アナウンサー:
スカっと!おいしいですね!おお!うるおう!すっぱいだけじゃなくて、ほんのり甘みもあってゴクゴク飲めますね!
さらにバターでこんがり焼いたバナナにレモンをかけるユニークな食べ方も教えてもらった。
石井愛子アナウンサー:
とろけた~最初にグリーンレモンの爽やかな香りがふわ~ときますね。焼いているからか、バナナの甘みがより強く感じられて、いいとこどりのデザート
藤田泰雄さん:
バナナとレモンと一緒に食べる食べ方もあるんやけど、バナナはバナナ、レモンはレモンで好きに食べてみてください。高知県にもこんなおいしいものがあるかと幸せになってもらいたい
藤田さんが作るバナナはインターネットで販売しているほか、高知市の「とさのさと」や須崎市の「とさっ子広場」、土佐市の「ドラゴン広場」で買うことができる。また、グリーンレモンは須崎市のふるさと納税の返礼品となっているほか、土佐市の「ドラゴン広場」で販売している。そして登場したピザは今後、藤田さんの農園で販売する予定だという。
(高知さんさんテレビ)
からの記事と詳細 ( 1本1000円“高級バナナ”に珍しい品種のレモンも 「幸せになってもらいたい」 ユニークな食べ方も紹介【高知発 ... - FNNプライムオンライン )
https://ift.tt/sYVUDbd
No comments:
Post a Comment