北九州市議選(来年1月22日告示、同31日投開票)を巡り、同市門司区のPRキャラクター「バナナ姫ルナ」のコスプレ活動をしていた元職員の女性の選挙活動が波紋を呼んでいる。パンフレットに当時の写真などを掲載したところ、「市のキャラクターを政治に利用してよいのか」などの批判が市に寄せられた。市は「公選法で制限はない」(市選挙管理委員会)と問題視しない考えだが、混乱を避けるためとして女性が写った観光動画を削除するなど対応に苦慮している。
バナナ姫ルナは、バナナのたたき売りで知られる門司港のPRキャラとして2015年に誕生した。イラストの著作権は作者と門司区役所が所有している。
女性は観光課に所属していた16年から趣味のコスプレを生かし、バナナ姫に扮(ふん)し、業務として観光イベントに出演。同課から異動した18年3月に活動をやめたが約半年後に私的に再開し、今年2月まで活動を続けた。9月に退職し、10月上旬に出馬を表明した。
市議選出馬に当たり、市は「私がバナナ姫ルナ」など「女性=バナナ姫」と受け取られる表記を避ける▽バナナ姫のイラストは使わない-ことを女性に伝えた。女性はパンフレットにコスプレ写真を2カ所掲載。経歴やメッセージとして複数回、バナナ姫ルナとして活動したことに触れている。ブログなどでもコスプレ写真を掲載している。
出馬表明後、市や市選管に「市が応援するのか」「選挙活動にバナナ姫を使うのはありなのか」といった電話での苦情や問い合わせが数件あったという。
市選管は「コスプレは女性自身の活動歴であり、公選法で掲載は問題ない。著作権は当人同士で決める話だ」。門司区役所は「コスプレは2次創作。写真の所有権も区役所にない」との立場だ。ただ「混乱を避けるため」、区役所はインターネット上で公開していた女性が出演する観光PR動画を10月から停止し、区役所内のイラストパネルも撤去した。一方、同区の観光施設に置いたイラストパネルなどは「観光PRのため」に残したままだ。
女性は「キャラクターよりもコスプレした私の方が有名になってしまい、バナナ姫イコール私と受け取られているのではないか。経歴の一つとして紹介しているだけだ」と話している。 (岩谷瞬、野間あり葉)
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November 10, 2020 at 06:00AM
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「バナナ姫」活動歴 北九州市議選利用OK?コスプレ写真掲載が波紋 - 西日本新聞
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